おもちゃの片づけついでに子どもに伝えたいこと
おもちゃがどんどん増える。
おもちゃ箱からあふれ出す。
描いた絵、折り紙で作ったもの、捨てられない。
片づけてもすぐに逆リセット。
🐻増え続けるおもちゃ
子どものおもちゃ第一号は
子どもが生まれる前に
子どもが生まれてあやすのに準備する。
子どもが生まれてからは
子どもの成長に合わせて
おもちゃが増える。
いろんなことに興味をもつようになると
子どもが喜ぶ顔を見たくて
次から次へとおもちゃが増える。
保育園に行くようになると
お友だちからのお手紙
ちょっと描いてみた落書き
先生に教えてもらった折り紙
ペットボトルで作った水鉄砲
プラトレーで作ったお船
字が読めるようになると
カルタに絵本に学習帳
あ、これはおもちゃではないけど。
とにかくどんどん増えていくけど
捨てられない。
子どもが捨てさせてくれない。
🐻大切なもの
紙ひこうき、もうおもちゃ箱の底で
ぺちゃんこで飛ばせないよ。
それでも捨てちゃダメ。
この車、タイヤなくなってて走れないよ。
ダメダメ捨てちゃダメ。
赤ちゃんのおもちゃはもう遊ばないから
赤ちゃんにあげようか。
う~ん・・・。
本当はわたしも思い出がたくさんのおもちゃたちを手放すのは心苦しい。
きっと、子どもはもっと心苦しいにちがいない。
でも、でも、
おもちゃ箱からあふれてるんだもん。
いろんなところから
「これ何の一部?」
ってやつがときどき出てくるんだよ。
さすがにこれはいいだろうと思うものでも
子どもに聞くと
「いる!捨てちゃダメ。」
聞かずに捨てたものに限って
「ママ、あれどこ?」
何か察しているのですか?
どれも大切だけど全部とっておくことはできないのだということを
6才になったばかりの息子に教えるのはむずかしくて悩んだ。
🐻誰かの教えを活用
誰かの教えなのか
どこかで見聞きした言葉
「両手に持てる分だけ」
「手放さなければ手に入れられない」
これはいつも自分にも言い聞かせている言葉。
物質的なものに限らず
感情や思考においても取り入れられる考え方。
おもちゃの片づけついでに
この教えを子どもにも伝えることにした。
まずはおもちゃ箱から。
あふれているおもちゃ箱のなかみを全部出したら子どもに言う。
大切だと思うものからおもちゃ箱に入れていこう。
そうするとやっぱりそうなるよね。
ほとんどもとどおりじゃん。
おもちゃ箱に入りきれなくて積まれていく。
🐻大切なものの選び方
もう一度!
次はやり方をかえてみよう。
2つのおもちゃのうちどちらの方が大切か選ぶ。それの繰り返し。
たくさんの中から選ぶのはむずかしくても、
2つのうちどちらかだと選びやすい。
さて、おもちゃ箱に入るのはあと少し。
でもまだまだたくさんあるおもちゃ。
あとは君が手に持てるぶんだけにしよう。
おもちゃの山からつかみ取りのようにおもちゃをつかんで抱きかかえる。
そうじゃなくて手に持てる分だけ。
いくつも手に持とうとするけどこぼれ落ちる。
涙をためながらどうにかたくさん持とうとするが、こぼれ落ちる。
手に持っているものより目の前にあるものの方が欲しければ、その手に持っているものは放さないと持てないね。
小さいながらに理解してくれたのか泣きながらうなずいてくれた。
持てなかった分は今までたくさん遊んでもらったから『ありがとう』と『さよなら』しようね。
🐻気持ちは伝わる
わからなくてもいい。
きっといつかわかる日が来る。
わたしは子どもに伝えたいことは
むずかしくても伝えるようにしている。
子どもにはわからないだろう。
どうせまだ理解できないだろう。
そんなことはない。
子どもなりになんとなく理解しようとしてくれるし、言葉が心に残っていればわかる時はくる。
わたし自身、大人になってから親に教えられてきたことの意味を理解することもあった。
大人だからとか子どもだからとか関係なく
伝えたいことは伝える
伝えたい思いは伝わる
どうせわからないだろうという思いも
実は伝わる
後悔することのないように
伝えたいことは
伝えられるときに
伝えていきたい
いつも読んでいただきありがとうございます。
読んでくださる方がいることで、スキをくださる方がいることで、とてもとても励みになっております。
更新は不定期ですが今後もよろしくお願いします。
それではまた、次回をお楽しみに♪
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