見出し画像

「ごちゃまぜ」の学びの場所を。SDGs教材校正担当:梅崎亜衣子さん

SDGsを英語でクリティカルに考える教材、「Thinking Critically about SDGs」を開発する一般社団法人国際エデュテイメント協会の石川です! 

教材をよりよいものに!今回は、SDGs教材の校正を担当して下さる梅崎さんに突撃しました!  

- IUEOでのご担当業務を教えてください。 

校正業務です。SDGs教材の原稿の校正段階より、IUEOに加わりました。

- SDGs教材作成にあたって、ご担当の業務を教えてください。
 原稿とデザイン段階の校正担当です。読者の視点、そして中学・高校で英語を教えた視点両方から校正をするようにしています。

- 英語に関連のあるお仕事をはじめられたきっかけを教えてください。
 子どもの頃からことばに興味があり、小学校では好きな科目の1つが国語でした。小1・小2の時に親の仕事の都合でアメリカに住み、英語に初めて触れました。同じ情報でも表現のしかたや伝え方によって受け取り方が違うことが、ことばの面白さの1つだと思います。大学では英語学や国際関係論を学び、物を介さないサービスの分野であるホテル業界や教育業界で仕事をしてきました。どちらも英語を扱う仕事ですが、日本語やその他の外国語にも関心があります。

-「教育」のどのような面にご興味がありますか?
 先が見えない変化の時代では、若いうちに学ぶことがその後もずっと役立つとは限りません。いわゆるリカレント教育、生涯教育に興味があります。学校でも、年齢や学力などが画一的な学びの場ではなく、もっと「ごちゃまぜ」の学びの場所があってもいいのではと思っています。

石川:「わたしもそう思います!なにかと均一化を促してしまうような教育体制、見直したいですよね。生徒それぞれの個性を光らせる媒体を提供したいです。」


- SDGs教材について、ご感想をお願いします!
 経済思想家の斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』を読んで共感するところが多々ありました。SDGsが資本主義における新たなお金儲けの手段になってはいけないと思います。だからといって、SDGsを知らなくていいとは思いません。1つ1つのゴールはそれまで解決されなかったり、見過ごされたり、放置されてきた問題を扱っていると思います。まずは知ること、それがはじめの一歩として必要だと思います。本教材ではさらに行動につながるような仕組みを設けています。日々の行動につなげてみてください。

石川:「資本論、読んでみます!SDGsに潜む問題点を把握したうえで、この教材を使い、自分たちにとって最善の正解を考えていただきたいですよね。」


- SDGs教材の読者へのメッセージをお願いします。
 英語で17ものゴール(目標)を学ぶのは少しハードルが高く感じられるかもしれません。まずは興味があったり、身近に感じるゴールから学んでみるといいと思います。それぞれのゴールはつながっているので、はじめは理解できない、納得できないところがあっても、学ぶゴールが増えることで、SDGsについてより理解が深まると思います。私自身も小さなことから一歩ずつ、できることをやっていきたいと思います。読者の皆さんも本教材を使ってぜひ一歩を踏み出してみてください。

--------

※本インタビューは、弊社のSDGsをクリティカルに考える英語教材「Thinking Critically about SDGs」の制作に関する内容です。


「Thinking Critically about SDGs」では、中高生がSDGsを英語で学びながら、社会に対してクリティカルに考え、自分の意見を表現することができる教材です。「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、一人でも多くの方が社会を見つめ、考え、自分なりに意見を持つ、ことが重要だと考えています。本教材は、それらを習得できる教材です。

また、この度本教材については、”環境に配慮したFSC認証紙で書籍化のためのクラウドファンディング”を9月に実施することを予定しております。

ぜひ本教材の普及にご協力いただける方は、本note記事のシェアやクラウドファンディングページ(準備中)へのご支援をよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?