超絶くそ野郎の流儀

超絶くそ野郎の流儀

「手抜き」を科学する。
社畜で恐妻家のローン持ち「脱力系サヴァイバーいつもタツオ」です。(歳はアラサー)

今回は今までのnoteを12分程度で読める様にまとめたよ。

それじゃあ、このnoteの目的を再確認するよ。準備はいいかい。


僕がこのnoteを始めた一番の目的

このnoteでは労働者で公私ともに「がんじがらめに拘束された人間」が環境を変えずに時間を捻出する方法を研究し実践して行くこと

簡単に言うと、日々の労働を上手に手を抜いて負担を軽くする。フェイクや根回しを駆使して自分の時間を作り出そうと言うもの。


僕はこの研究課題を「超絶くそ野郎の流儀」と名付けた。めちゃくちゃ大げさに言えば、単なる処世術的なものを超えて一つの学問みたいに様々な分野に応用できないかと考えているんだ。(理想は高い方が良いと思いたい)

僕は老若男女大半の人達が、自由な時間を欲していると思っている。(労働者で全ての時間を労働に費やしたいという人は、僕のnoteとは無縁かも知れないね。スマン!)

時間を捻出し、その空いた時間を使って好きな事をしたいのだ。お金を稼ぎたい人は勿論、モテたい人も家族との時間や趣味に没頭したい人もいるだろう。

特にやりたいことも無く、ダラダラ転がりたい人がいたって良いんじゃないかなぁ。

そう、その為に必要なのは時間だ

まぁ実行力があって身軽な人(例えば好奇心旺盛な若い独身の人とか)は環境を変えれば済む話かも知れない。

だけど、現実的に環境を変えることは厳しい人もいるだろう。(結婚やローンに子育て、会社でのポジションや義理立て、様々な問題がのしかかっている)


脱・猛烈型セールスマンを遂げて

僕は仕事での取り組みも家庭での貢献も、限界を超えて体当たりで乗り越えて来た。気合と根性が友達みたいな感じでね。

しかし、仕事中の大怪我によって自分の危うさに気が付き、漸く目が覚めたのだ。(足首の靭帯断裂、これに関しては初回投稿にて)

そう、キャパオーバー寸前の自分=頑張ってる自分?に酔うのはやめよう。

言ってみれば、水がすり切り一杯に入った満タンのコップ。ちょっとでも揺れれば溢れちゃう!

労働者でありながら、こんな働き方は返って人に迷惑を掛けるのでやめましょう。誰も幸せになれません。


①そこで考えたのが「脱力系サヴァイブ

脱力系サヴァイブ←完全なるタツオの造語

「超絶くそ野郎の流儀」で柱となる考え方。会社や人からの期待値、年間の目標を引き下げる。これは雇い主や上司、同僚に迷惑をかけない為にも中長期的な根回しが必要となる。自分の能力の2段階くらい下の土俵で勝負する為のメソッド。

補足1:物事を客観的なデータを基に相対的に捉える癖を付けておくと、自分の立ち位置が正確に把握できるようになる。(推奨するやり方については別途記載)

補足2:何事も実力は高いに越した事はない。
「自分の実力」と「人からの評価」の幅を大きく取ることができる=より大きな余裕をもたらす。


②成功率を高める技 「フェイク系鈍感人」

簡単にいうとフェイクによって鈍感を装った人ってこと。

下の図は3つのタイプの人間が、それぞれ事象ABCに対する反応を示しているもの。

敏感人=3つ全てに反応、常人=2つだけ反応、鈍感人=1つだけ反応

敏感人→常人、常人→鈍感人って具合にフェイクによって波形の感度を1段階 鈍く見せるってこと。相手の心をオープンにし易く、脱力系サヴァイブの成功率を高める。

言ってみれば、「能ある鷹は爪を隠す」ってやつだ。


③成功率を高める技 「3秒スカウティング術」

人に幸福や災いをもたらすのって、やっぱり人だったりする。厄介事に巻き込まれて時間を浪費したくないので必死に考えた。

人の行動は欲で決まると仮定して、その欲を探るやり方。(欲⇆思考⇆行動や見た目)

タツオが取り上げた欲は6つ。
食欲、性欲、睡眠欲、ラクしたい欲、知的教養欲、承認欲

あくまでも自然体を装って3秒間ターゲットを凝視→視線を外す。これを数回繰り返して情報を抜き取り、ある法則に乗っ取って欲の値を割り出す。

推奨するやり方については、長くなるので別の記事にて記載予定。まぁ大体、統計学や心理術、ゲーム理論あたりを「くそ野郎イズム」に都合良く混ぜ込んだ感じの法則だと思ってもらえればOK

初対面の人の場合は、本の目次を読む様にその人の概要を把握する。慣れ親しんだ人には、その人の心の状態を大まかに把握する。

これは相手またはその場の状況に対して、脱力系サヴァイブを仕掛けるか否かの判断材料になる訳だ。

※重要なのは自然体で行う事。スカウティングに気付かれると関係が悪化する恐れがあるので慎重に行う。スカウティング力に磨きをかける為には、日頃の鍛錬を怠ってはならない。

(下の図は、新幹線の中で行った3秒スカウティングの例。僕を含め4人の欲の値を出した)



フェイク力=日々の鍛錬+「五感」を研ぎすます

フェイク力を上げる大前提として、そもそも自分がなぜ嘘やフェイクを駆使するのか目的(マインドセット)をはっきりとさせる必要がある。

上の図は嘘の種類を体系化した図だ。

単純に「嘘をついてはいけません」というよりも、確りと嘘と向き合い、嘘の種類を把握して合理的な判断をしようというもの。

他人に害のある嘘は批難の対象となり自ら破滅に向かっていく、リスクが大きすぎるのだ。どう考えても得策ではない。では、他人に利のある嘘は...?

これを方便と呼ぶのならば、世の中はこの方便によって回っているといっても過言ではないと思うのだ。(方便=物事を円滑に進める為の利

ある種、バカ正直な人は時と場合によっては害になってしまう。物事を円滑に進める為の利を妨げる=害となる訳だ。

融通が利かずに頑固にバカ正直を貫く人は避けて通れば済むことだが、そのバカ正直の念を押し付けてくる様な人はフェイクを使って近づけてはならない。

脱力系サヴァイブでは、この方便の力を最大限に活用する。

そしてもう一つフェイク力を上げる為に重要なのが「五感」だ。

視覚に捕われがちな感覚器官だが、脱力系サヴァイブでは聴覚を中心に五感をフルに使う。

もちろん3秒スカウティング術では視覚が優位だが、フェイク系鈍感人には聴覚が重要になってくる。つまりはその場に合わせて「五感」をフルに使うことを意識して、脱力系サヴァイブの成功率を上げるのだ。



・成功率を高める技 「ダンディボイス」ナイチンゲールボイス

先程の脱力系サヴァイブの図で下位の2割の人。仕事できない系サヴァイバーにおススメの匠の技。

信じられないくらいに仕事ができない人は、同じ土俵で競争したって勝てっこない。仕事の能力なんか磨かずに、ひたすらに声の魅力を高めよう。

男性の場合には低音で響のある「ダンディボイス」。

仕事のミスで謝罪をする場合、絶体絶命の危機に瀕したオスライオンの悲壮感漂う「うめき声」を出す。論理的な枠を超えて魂を揺さぶるのだ。

女性の場合は、ウグイスの様な透き通った張りと艶がある声「ナイチンゲールボイス」。こちらはウグイス嬢という言葉があるくらい理想的な声だね。

つまり、同じ土俵で戦えないなら戦法を変えるってこと。その一つの方法として、「声を武器にする」やり方だ。

声を武器にするには、声の引き出し(声の種類)を増やさなければならない。

ボイスレコーダーで自分の声を録音→理想の声の主と聴き比べながら段々と声質を近づけていく。これをひたすら繰り返すことが大切だ。(ちなみに僕は3年以上も続けているw)


現段階での成果

僕が「超絶くそ野郎の流儀」を研究実践し始めて半年以上が経つ。

勤め先では中長期的な脱力系サヴァイブの効果あって、年間の営業目標を引き下げることに成功した。

これによって月ごとの目標を計算しながら余裕で達成できている。

今まで会社に期待され、言われるがままの厳しい目標をのみ、気合いと根性で乗り切ってきた自分にとっては衝撃だ。何しろ身体と精神が疲弊していないのだ。

タツオは「社畜で恐妻家」なので、今まで自分の時間など無かった。1時間でも自分の時間を捻出できるだけで、世界はガラッと変ったと言っても過言では無いだろう。

仕事が忙しいハイシーズンは別として、普段は1日3〜4時間は自分の時間を捻出できるようになった。

以前の猛烈型セールスマンの時には、自分がSNSを頻繁に利用することなんて想像もできなかった。(要はそんなもん怪しくて時間無の駄だ!的なね、結構こういう人は多い)

今ではこうして時間を捻出し、恐妻の目を盗んでnoteを書くことすらできる様になった訳だ。

そう、皆さんには当たり前に出来ることかも知れないけど、僕には信じられない事なんだ。


勿論、この研究と実践を僕は自分の為にやっている。だけど、誰かの新しい発見に繋がったり、僕と同じ様な環境で疑問を感じている人が、何かを気付くきっかけになったら嬉しいことだ。

タツオの場合:(24時間 ー 労働時間と睡眠時間) + 脱力系サヴァイブ = 自分の時間(ここでは考えられない程、割とまじめなコツコツ商業活動+家族との時間)


-おしまい-


PS:いつも若干ふざけた記事を書いていますが、根底にあるのは「超絶くそマジメ」な生き方だと信じています。読んでくれた皆様に新しい発見がある事を心から願っている「いつもタツオ」より

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