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アメリカでの鼻炎のツラさ

鼻炎がつらい。
慢性の鼻炎で、1年通してずっと鼻がじゅるじゅるしている。
スギやかヒノキやかなんだかわからんが、
とにかく年中鼻水が止まらない。
今はとにかく抗生物質を毎日飲んでやりすごしているが、
体質改善をしないといけないと思う、今日この頃。
(記事を読んでいただいた方で何かおすすめあれば教えてください)

さて、本題へと移る。
以前、アメリカで1年ほど住むことが決まった際、
アメリカには花粉症というものがないと聞いた。
厳密にいえばもちろん存在はするのだが、
スギやヒノキが少ないため、日本人は症状が出にくいらしい。
実際現地の同僚の日本人は、症状が出ていなかった。
そう、僕以外は

慢性鼻炎の僕はしっかりと症状が出てました。
しかもタイミングが悪いことに、
当時まだコロナが収まり始めていたころで、
アメリカでは規制などは少なかったものの、
少しばかり不快な気持ちにさせていたことは間違いない。

そんな中、
周りの目線や、鼻水による見栄えの悪化など
そういったことよりも多く苦しめられたことがある。

GOD BLESS YOU である。

この、God bless you とは
直訳すれば、"神のご加護を"のこと。
銅も昔はくしゃみをすると魂が抜けるなんて言い伝えがあったそうで、
その名残で現在も、くしゃみをした相手に対して”Bless you"って言って、
今では"お大事に"みたいな意味でつかわれている。

その”Bless you”だが、言われた側は、
もちろん"Thank you"なんて返す。

もちろん普通はそれで終わりなのだが、
僕の鼻炎は恐ろしいことに、
くしゃみが出るとなかなか止まらない

なので結果として、
僕「ぅえっくしゅ!!」
同僚「Bless you」
僕「えっくし!!」
同僚「Bless you」
僕「っくしゅ!!」
同僚「・・・Bless you」

と、このように
Bless you を強制発動させてしまうのである。

そして恐ろしいことに、
アメリカでは知り合い以外にも
このBless youを言ってくることである。

しかも言われたこちら側としても、
何度も言わすまいと必死にくしゃみを我慢しようと試みる。

私も日本人。
何度も何度もBless youなんて言わせたくないし、
え、これ1回言っちゃったし、何度も言うべき?
なんてアメリカ人たちに思わせたくない。

そんな日本では自己完結できる花粉症も、
アメリカでは周りを巻き込んでしまう、
個人的には日本よりも生きにくい病気と化した。

とはいえ、同僚たちも慣れてくるころには
僕にだけBless you を言ってこなくなった。

早いところ、
この花粉症の症状を少しでも改善したいものである。

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