コンサルファーム転職経験談(書類選考)※職務経歴書あり

こんにちは。サティです。
梅雨も明けて、急激に暑くなりましたね。
皆さん熱中症に気を付けてください。(コロナは言わずもがな)
更新がなかなか出来ていませんが、1~2週間に1本は更新していくようにします。


本日はコンサルファーム転職経験談として、書類選考について記載していきます。
当記事は有料で設定していますが、記事はすべて無料となっており、一番最後に私の職務経歴書(実際に多数のコンサルファームの書類選考が通ったもの)を添付しており、職務経歴書のみ有料になっています。
コンサルファームに初めて転職の方は、結構参考になると思うので、ぜひ購入してみてください。

さて、ここから本題です。

まずはコンサルの転職活動フローを示し、書類選考の位置付けを見た後に、具体的な内容に踏み込んでみたいと思います。
一般的には、以下のような感じで選考が進みます。
※企業や転職エージェントによって変わる事があります。

①書類選考
②筆記試験(企業によっては面接時に実施)
③面接(複数回、企業によってはケース面接あり)
④オファー面談(ここは選考というより、年収等の条件交渉の場)

どの業界も同じかもしれませんが、中途採用の際は書類選考から始まりますね。
中途採用における第一関門となっております。ここで落とされると、どんなに面接が得意でも、そもそも面接に辿り着けません。しっかりと対策していきましょう。

マッチング

1. 書類選考とは

そんなのわかってるよ!という方もいるかもしれませんが、そもそも書類選考ってどんなイベントなんだっけ?って所を確認していきます。
書類選考とは、企業と転職希望者の一次マッチングの場です。
企業側は、求める人材を求人票を通して提示しており、それに対して転職希望者は自分の経験・スキル・ポテンシャルを書面で企業に提示します。
転職希望者から提示された書類を、企業側は【求める人材に合致するか】を確認します。

そうです。書類選考は、

 企業が求める人材に合致するか

という所を確認してきます。
大事なので二回言いました。
合致しなければ、書類選考は通る可能性が低いです。

では企業が求める人材とは一体何なのか。以下の3要素で考えてみたいと思います。

① 経歴(在籍業界×在籍企業)
② スキル(経験業務×年数×資格)
③ ポテンシャル(学歴×年齢×人間力)

① 経歴(在籍業界×在籍企業)
経歴は、在籍業界や在籍企業で評価される可能性が高いです。
企業によって、求める業界や企業が異なります。
例えばBIG4やアクセンチュア、アビームといった総合コンサルファームでは、コンサル業界やIT業界経験者がかなり優遇される傾向があります。
一方で、コンサルとは無縁の業界であっても、その業界で知名度のある企業に勤めていれば、企業側も注目するので書類選考においてポイントは高くなります。

② スキル(経験業務×年数×資格)
スキルは、経験業務や年数、保持資格で評価ポイントが高くなります。
総合コンサルファームでは、コンサル経験はもちろん、SEやPG開発経験が1年以上あれば、結構な確率で書類を通してくれます。
コンサル業界はDXに注力しているので、システム経験者を欲しがっているという事ですよね。
また、取得している資格の難易度やTOEICで高得点を取得していると、採用時だけではなく、入社後のアピールにもなります。
TOEIC800点、中小企業診断士、基本情報、応用情報、SAP認定試験とか持っていると、総合コンサルではかなり有利です。

③ ポテンシャル(学歴×年齢×人間力)
ポテンシャルは若手(29歳以下)の特権かと思います。今は若手であれば、コンサル未経験でも大歓迎の状態です。人材不足が露呈してるので。
従って、学歴のある若手で、コミュニケーション能力が高ければ、ポテンシャル採用してもらえる事が多いです。
第二新卒とかがそうですよね。
ちなみに、学歴無くても全然問題ないです。それどこの大学!!?って人もいるので(失礼)。
コンサルは、過去の学歴よりも、今あなたはどんな能力持ってるの?って所を見てきます。

長くなってしまいましたが、以上のように企業が求める人材は、ハッキリしてます。
企業や、どの系統のファームか(戦略、総合、ITなど)によって、求める人材は変わってくるので、企業リサーチをした上で、自分は企業が求める人材に合致しているのかを吟味しましょう。

書類

2. 書類選考の提出書類

次に、書類選考における提出書類です。
基本的には以下の書類を提出します。

○履歴書
○職務経歴書
○企業が求める小論文(ごく一部の企業)

中途採用の場合、履歴書、職務経歴書はどの企業、業界であっても共通して提出を求められます。
また、以下は参考程度ですが、稀に履歴書等と合わせて、小論文のような書類の作成が求められる場合があります。
例えば、

「日本社会におけるDXの取り組みについて、word用紙2ページ程度で作成せよ」

などです。
企業や希望部署によって異なりますが、私は某コンサルファームにて作成を求められました。
農業ビジネスにも関心があったので、そのような案件に携わる事が出来る企業・部署の選考を受けたのですが、

農業ビジネスについて1000字以内であなたの考えを作成してください。(原文まま)

というテーマでした。
割とふんわりざっくりしたテーマですよね。ですが、コンサルファームだと、入社してからもこのような、ふわっとしたテーマから課題を見つけ、解決策を具体化・詳細化し、ゴールまでのロードマップを描く事が求められます。
小論文は採用試験では出会う事は稀ですが、このような考え方がコンサルでは求められるので、ファームへの転職を検討しているのであれば、普段から意識しておくと良いと思います。

がんばる

3. 書類選考の準備方法

では、実際に履歴書・職務経歴書はどのように準備すれば良いのか。どうやって書けば良いのか。
ここで私は、転職エージェントを最大限に活用しました。
大手転職エージェントやコンサルファーム専門のエージェントであれば、履歴書・職務経歴書のテンプレートや記載方法のサンプルを持っているので、絶対に提供してくれます。
転職が初めてであれば、転職エージェントの指示に従ってまずは自分なりに作成してみましょう。

その後、絶対にエージェントの添削を受けてください。エージェントの方々は転職のプロフェッショナルです。転職に成功する人の書類を熟知しています。そのため、エージェントのGOサインが出るまで、しっかり書類を修正してください。

なお、参考までにページ最下部に私の当時の職務経歴書を載せておきます。
個人情報は隠して、有料となりますが、未経験からコンサルファームに転職成功した職務経歴書がどのようなものか、興味ある方はぜひご覧ください。

緊張

4. 書類選考で意識すべき点

私が書類作成時に意識していた事は、以下の通りです。

① 誤字脱字がない事
② 文章がわかりやすい事
③ 自分の経歴と実績が記載されている事
④ 経歴・実績から、自分の強みが理解できる事
⑤ 強みがコンサルファームでも活かせる事(アピールポイントになっているか)

色々書いてしまいましたが、特に1番時間を割いたのが、④と⑤でした。
自分がこれまで仕事をする中で、どんな成果を残したのか・転職したらどんな能力が活かせるのか、という所を、自分の中で棚卸しして、文章化していきました。
面接でも絶対聞かれるポイントですので、自身のキャリアの棚卸しをしつつ、アピールポイントは記載してください。

私の職務経歴書を見てもらえれば、必死にアピールしている様子が理解して頂けると思います。笑
書き方がわからなければ、ぜひ参考にしてみてください。

5. まとめ

今回も長くてなってしまいました。笑
ですが、書類選考で落ちると面接に辿り着けないため、転職エージェントと一緒に綿密な書類作成が必要になってきます。
書類選考は転職の第一関門なので、時間をかけて納得のいく書類を準備してください。

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