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九州地方の土地を売ろうとしたら、1円にもならなくて「危機感」を感じました。

おはようございます。

ブラック企業(不動産会社)で病んだ私は、仕事に悩む人の気持ちがわかるから、ビジネスで結果をだせる「考え方」や「知識」を共有して、不動産仕入営業の味方になろうと思います。

【わたしの実績】

  • 3年で100棟の戸建住宅を開発

  • エリアは、一都三県

  • 5社以上の不動産会社に勤務

朝活と題して「毎週7時に投稿」しているので、出勤前にサラッと読んでもらえたら嬉しいです。よければフォローして下さい。



地方の土地が、売れなくてヤバい


わたしは「土地の仕入」が得意ですが、ときどき「この土地、売りたいから手伝ってや!」という相談もうけるので「土地の販売」にも手をつけることがあります。そのなかで『福岡県久留米市』の土地の販売を任されたことがありましたが、その土地が、なかなか売れなくて「ヤバかった」んですよね。

「久留米市」といえば、福岡県3位・九州8位の人口の多さで、みなさんご存知の繁華街「博多」や「天神」まで、車で1時間ほどの距離にある街です。

便利で、栄えています。

「売ってほしい」と頼まれた土地は、すこし中心部からは離れていましたが、わたしは九州にゆかりがあって、よく遊びにいくこともあったから、ちょっぴり土地勘もあるし売れる自信があったんですが、ビクともしなかったんです。

「いくらでもいいから、売ってくれ」と依頼をうけたので、それこそ「戸建開発業者」に、買取をたのんでみると「ごめんなさい、そこの土地は買えません」とか「もう、そのエリアは戸建開発はやめました」と、買取拒否されました。

「まじか」

現地は、そこそこ住宅街で、ライフラインだってしっかり整備されているし、アクセスだって悪くないのです。なのに、九州地方に特化したプロの不動産屋でも「買わない」という判断をしてきた。これはつまり、「いくら戸建住宅を開発しても、人が住まない(買わない)だろう」と推測しているワケで、わたしも買取をやるから、そのへんの感覚とかを理解できます。

これって、よっぽど「リスク」だと思っているんですよね。本来の仕入営業は(東京に限るのか)、土地が欲しくて欲しくてたまらないハズなのに、あえて手を出さないってことは「相当、売れ行きがよくない」ということ。

この背景に「人口減少による地方の過疎化」が、あります。

東京は、いまだに不動産の需要がおおいから「過疎化」を実感するキッカケは少ないので、福岡県の久留米市の土地を売ろうとしたことは、いい経験でした。「1円の価値もつかないんかいっ」は、日本の各地方で、すでにおきているんですね。


人口減少


この経験から、地方の不動産が売れないことを実感したので「おーおー、これは他人事じゃないぞ。わたしの仕事にも影響する!」と危機感を感じたので、人口減少について、ちょっぴり調べました。

総務省によれば、総人口の減少は『11年連続』。いまから2年後には『年間150万人以上、死ぬ時代が到来する』といわれています。

イメージしやすい例でいうと『戦争していないのに、戦争中と同じくらいの人数が死ぬ国になる』くわえて『それが約50年、継続する』。

直近では、年に60万人ほど人が減っていて、さきほどの久留米市を例にだすならば『年間に、久留米市が2つ、吹き飛んでいる』といったところです。

ゾッとしますよね。

ポイントは、確実にくる未来であるということ。推測とか予想とはちがって、100%やってくる事実なのです。人口推移って「生まれてきた子供の数」とか「年齢」の話だから、事実をもとにデータがとれるので、読みやすい。2040年あたりの日本では、もう、地方では『見渡す限り老人』なわけです。


未来の不動産事情


わたしは、自然がすきだし、日本がすきだし、地方がすきで、よく温泉旅行とかキャンプをします。だから、地方が消滅するのは困るので、せっかく不動産の仕事をしているから「かならずやってくる未来」にそなえて、不動産を活かして「なにかしてやろう」と考えています。

悲観するだけなら、簡単だ。

わかっていることに対して、目をそむけていてはいけません。日本というククリだけではなく、グローバルな視点で考えれば「海外から人を呼ぶ」といった対策もたてられます。

戸建にかんしていえば、「人口の増加」が見込めないために、地方の新築物件が減ることから、空き家は頭打ちになるはずだし、「家」という商品が飽和することから『さまざまなライフスタイルがうまれる』といった、利点もあるでしょう。

空き家を利用できるサービスが、さらに普及したり、不動産を安く買えるようになれば、「季節ごとに住む場所を変える人」とか「セカンドハウス」を所有する人が、もっと増えるかもしれません。消費者からすると、わるいことばかりでもないんです。

わたしは、まだまだ不動産ビジネスをつづけていきたいので、やってくる未来にそなえて、やるべきことをやろうと思います。これから20年も30年も働くつもりですから、激動の時代を生き抜いてみせます。


まとめ


地方の不動産が売れなくてヤバかったので、危機感をおぼえたという話でした。地方で働かれているかたにとっては、当たり前なのかもしれませんが、東京・神奈川・千葉・埼玉では、戸建住宅はキャンキャンに売れています。

そもそも、なぜ地方の不動産を売ることになったのか?どういういきさつで、九州の不動産にかかわりをもったのか?

そのあたりの踏み込んだ話は、マガジンに書いているので、よければ読んでみてください。

来週木曜日も、朝活として無料記事を投稿しますので、よければフォローしておいてください。

今週も不動産営業がんばりましょう!
では、また来週。


PS,,,

8月は、遊びすぎたので金欠です。マガジンの有料記事も、本日アップしますが、お金がほしいので高価格に設定しました。(本音すぎるw)

もちろん、高価格に設定しているので、それなりの内容(わたしの実体験)を書いています。よければ購入していただいて、わたしを助けて下さい。笑

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