【パリで聞いた日本語】:「召し上がれ」
パリ旅行の間、
カフェでよく聞いた日本語がある。
「召し上がれ。」
しかもどれも語尾を上げた流暢な日本語だった。
フランス語では、ボナペティ(Bon appétit)と言うらしいが、
フランスでは日常的に言う習慣があるのだろうか。
日本のレストランでも、
あまり聞かない日本語を、
パリのカフェで聞くとは思いもよらなかった。
「どうぞお召し上がり下さい。」なら、
高級料理店では聞いた事があるかもしれない。
しかし、気軽なお店ではなかなか使わない言葉だろう。
最初は一瞬躊躇したが、
わざわざ日本語に訳して言ってくれるのは、
思いがけず嬉しかった。
「召し上がれ。」
これに代わる日本語だったら何だろう。
「ごゆっくり。」
「どうぞ ごゆっくり。」くらいかな。
パリでカフェ以外では、買物や観光しても、
「こんにちは」とか、
「ありがとう」みたいな、
よく使う日本語は全く聞かなかった。
さすがおフランス、
食のパリ、
おもてなしをしていただき、
より美味しくいただけました。メルシー。
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