市販の目薬でヒアルロン酸は有効成分として含まれていない!
こんにちは!
株式会社イッテンコスメお客様センターの山口ゆりです。
本日は雨・・・
しとしとと降り続く雨の匂いも雰囲気も嫌いじゃないです。
こんな日はなんとなーく、仕事もはかどる気がします。
ただ、集中しすぎると長時間のパソコン作業で
目が痛くなったり、頭がぼーとする事もあるので、
1時間に1回は目を休めるように心がけています。
目薬も使っているんですが、
皆さん、目薬ってどう選んでますか?
私は値段となんとなく効きそうなかな~で決めていましたが、
こんなあいまいな選び方でいいのか・・?
もう少しちゃんと目薬について調べてみることにしました。
今回はドライアイに絞って検証しているので
お仕事で目を酷使している方は参考にしてみてください。
目薬に含まれる保湿成分「ヒアルロン酸」驚きの事実!
◆ヒアルロン酸を含んでいる市販の目薬はない?
薬局でヒアルロン酸を含んでいる目薬を探してみると
ほとんどの商品が添加物として表示されています。
添加物として含まれるヒアルロン酸は
液にとろみをつける為の役割としてとして微量にしか含まれていません。
病院でドライアイに対して処方される目薬として
ヒアレイン点眼液(成分:ヒアルロン酸ナトリウム)があります。
ヒアレイン点眼液は目の表面の保護や
涙液を安定させて目の乾燥を防ぐ効果があります。
残念ながら、市販の目薬では「ヒアルロン酸」が成分表示されていても
有効成分ではなく添加物として記載されてことから、
ヒアレイン点眼と同等の保湿効果を期待できるすることはできません。
ただ、ヒアルロン酸Na(製剤の粘稠剤)配合により
うるおい感が持続したり、点し心地の良さ等は期待できます!
◆目にも期待できるヒアルロン酸の効果
●目の表面を保護することにより、傷の治りを促す
●目に水分を保持することで、乾燥症状を改善する
ヒアルロン酸は水を保持したり、クッション成分としての働きがあります。
目が乾き過ぎると目の表面に細かい傷が生じますが、
ヒアルロン酸にはこの傷を修復する作用もあります。
ヒアルロン酸を目薬として使用すると、目の表面の乾燥を防ぐと共に、
外的なダメージから目を保護してくれる働きがあります。
目の表面の状態によっては市販薬ではなく
処方薬のヒアレイン点眼液(成分:ヒアルロン酸ナトリウム)による
治療を行った方がよい場合もあるので、
症状が気になる方は病院で処方してもらってください。
また、ヒアレイン点眼液(成分:ヒアルロン酸ナトリウム)は、
副作用の心配がないので、小さいお子さんやアレルギー体質の方、
妊婦さんには安心してお使いいただける点眼薬です。
◆ドライアイに効果がある目薬の選び方
市販の目薬でも一時的に症状を軽減することは可能。
薬局には、値段も安いものから高いものまでさまざまですが、
値段よりも自分の症状に合ったものを選ぶことが大切です。
【涙液不足を補いたい・目の乾燥を緩和したい】
塩化ナトリウム・塩化カリウム・コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
【目の痛みがある・炎症をおさえたい】
グリチルリチン酸二カリウム・アラントイン・
イプシロンーアミノカプロン酸
【目がかすんでしょぼしょぼしている、目が疲れている】
ネオスチグメンメチル硫酸塩
症状によって有効成分は違ってきます。
目薬を選ぶ際に参考にしてみてください。
◆まとめ
ドライアイの原因は主に涙の分泌量が少ないか、
目の表面や涙の成分に問題があることが分かっています。
目も肌と同じように乾燥すると多くのトラブルが起こります。
まずは意識的に目を休めて、目の負担を減らしてください。
そして、目薬で目の潤いを保つようにしましょう。
症状が改善しな場合は早めに病院で受診してくださいね。
株式会社イッテンコスメお客様センター 山口ゆり
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