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自閉症Dちゃんと習字じかん (写経継続85日 5クール1日)

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自閉症のDちゃんとDパパとの習字時間をはじめて早1年になります。Dちゃんはとても繊細な心を持っています。他の人よりチョット感じやすいし傷つきやすいし、自分を表現するのがあまり上手ではないけれど、だからこそ自分以外の人の気持ちもたくさん感じていて、難しい顔をしているDパパにはニコニコ笑顔になってと要求します。

するとDパパは、そうかそうかと難しい顔をしていたと気づき、すぐに相好を崩します。

※確か給付金手続きの行政の後手後手対応について話していました。感謝しながらも、もう少しこうだと良いねという話をしていたので、少し怖い顔になっていたのかもしれませんね。

それでも安心しない場合はすぐさま安心できるアイテムを1つずつ公開していき、安心したところで習字を再開します。

私はと言えば、黙々と習字を書いています。

2人のことを尊重し、そこに確かに存在している者同士、距離を保ってお互いを認め合う。

そんな距離感でモクモクと書いてます。


Dちゃんはいつものようにきっちり3枚を書き上げ、わたとDパパが書き上げるのをそこで待ってくれていました。

継続中のやりっぱなしの事がなかったのか、ただ単純にそこにいたかっただけなのか、また怖い顔にならないか心配でそこにいてくれたのかはわかりませんが、私の帰り支度が終わるまで玄関近くで待機し、なかなか準備が終わらない私を、まだかまだかと一段ずつ階段を登りながら、それでも三段ほど上ったところで、いつものご挨拶ポーズ、右手をおでこのところに構えて待ってくれていました。

Dちゃん、今日もありがとうございました😊


最後まで粘って書いたDパパ作品

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買ったのはこちらだそうです。

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こちらも。

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Dちゃんのはこれから決めるんですって!

楽しみですね❤️


今日も最後まで読んでくださりありがとうございます! これからもていねいに描きますのでまた遊びに来てくださいね。