小説 下宿あだち(あとがき)
下宿あだちは50話にて完結しました。
読んで頂いた皆様、本当にありがとうございました。
皆様からのスキやコメントのおかげで書き切る事が出来ました。
この小説で僕はあるチャレンジをしました、それは句読点の丸。と会話の鉤括弧「」をなるべく使わないで書いた事です。
なぜ丸と鉤括弧を使わないのかと聞かれた事もあります、読み難いと感じた人もおられたかもしれません。
使わなかった理由は、丸を付けるとそこで話が切れてしまう感じがする、あと会話の鉤括弧は必要ないのでは、と思ったからです。
小説のセオリーを無視してるかも知れませんが、あまりルールに囚われず自分の感性のまま自由に書かせてもらいました。
ただ敢えて鉤括弧を使った箇所が二つあります、ポンタが親子喧嘩でキレて思いの丈をぶちまけたシーンと最後に下宿あだちに向かってありがとうと言うところ、
この物語の肝となる場面です、そこだけは鉤括弧を付けて強調してみました、
あと文章の所々に愛するロックの歌詞を散りばめてあります。
アンジー「天井裏から愛を込めて」、THE 虎舞竜「ロード」、RCサクセション「雨上がりの夜空に」「上を向いて歩こう」「わかってもらえるさ」等々、よければ探してみて下さい。
下宿あだちは、受験至上主義の詰め込み教育、親との確執、日奈子との純恋、の三つが大きなテーマのお話です。
親が良かれと思って子にあれこれ助言する事は、結局親の理想を押し付けているだけに過ぎないのではないか、自戒の念も込めて書きました。
コメンテーター津良野房美に始まったポンタ三部作はこれで終わります、三作とも美女に囲まれてポンタはなんと幸せな男でしょうw、まるで寅さんみたいですね。
少年時代の奈々、今作の日奈子、と美人に囲まれて育ったポンタは、絶世の美女の房美に出会っても全くビビらない大人になりました。それはまたポンタさんの大きな魅力となった訳です。
いっその事、ポンタシリーズも寅さんの60作目指しましょうか!
次回作は未定ですがその可能性もありますよw
ステイホームをきっかけに始めたnoteです。
明日連続投稿365日を達成します。
皆様これからもどうぞよろしくお願いします!
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