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少年時代 あとがき


「少年時代」長い間読んでいただき本当にありがとうございました。

このお話で登場する三上山は滋賀県野洲市にあります、僕はこの山の麓にある小学校に通ってました。
同じ小学校出身の有名人はT.M.Revolutionの西川貴教さんがおられます。

三上山は近江富士とも呼ばれトップ画のイラストの様な富士山によく似た形をしてます、僕は毎日この山を見て過ごし、そしてこの山が大好きでした。

三上山

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一昨年、息子が香川県の善通寺市に行く事となりました、なんとそこに三上山そっくりの山があるではないですか、隣の丸亀市と坂出市にまたがる讃岐富士(飯野山)でした。

讃岐富士(飯野山)

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三上山は標高432m、讃岐富士(飯野山)は標高422m、大きさも形も瓜二つ、なんだか運命的なものを感じ、小説に書かねばと思った次第です。

前作コメンテーター津良野房美のラストシーンにも讃岐富士が登場します。
四国でラストシーンを迎えるという似たような終わり方だったかも知れませんが、ポンタさんの少年時代という設定の今作は前作に続く二部作という事になるのかも知れません。


「少年時代」は僕にとって「オレ達と荒川のタヌキ夫婦の物語」「コメンテーター津良野房美」に続く三作目の小説です。

前編、後編、特別編を合わせると100話以上、文字数約10万字の自分史上最長作品となりました。こんな長いお話が書けたことはひとえに読んでくれた皆様のおかげです、書き上げられて嬉しさでいっぱいです。

転校、転勤なんて、テレワークのこの時代に合わない、ベタな昭和ノスタルジーも令和の時代には受けないのか、万人受けするお話を書く事は難しいな、などと思いながら、とにかく書き切る事だけを目標に書き続けました。

長い作品と言えど短いエピソードの連続で、特に前編は一話一話が四コマ漫画のような内容だったかも知れません、
長編小説は途中から読んでもらうことが難しく、一話だけ読んでもわかるように書いたらこうなっちゃいましたw
連載小説の難しさを感じた作品でもあります。

後編はサッカーを通して成長してゆくポンタの姿、そして奈々との恋をテーマに書きました。
スポーツと恋、これは年代を問わないテーマだと思いました。

二日少年時代、一日別の話、というサイクルでnote毎日更新を続けてきてまもなく300日連続更新となります。
おおまかなストーリー展開とプロットは頭の中にありましたが、基本的に毎日行きあたりばったりで書いていたのでおかしな部分もあったかと思います、ごめんなさい。

新作についてはまだ未定です。
僕の場合、長い作品を黙々と完成まで一人で書き上げる事は難しいです。
なので、今後も連載小説としてnoteで少しずつ書いて皆さまのスキとかコメントで勇気をもらい長編小説を書いて行けたらと思っています。

最後に少年時代を読んでくださったすべての皆様にありがとうを言いたいです。
たくさんのスキ、応援のコメント本当にありがとうございました!

これからもどうぞよろしくお願いします!


最終回#50

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