見出し画像

カッピングとか 1.

※ こちらの内容は、ウェブサイト(現在は閉鎖)にて2016年~2019年に掲載したものを再投稿しています。内容等、現在とは異なる部分があります。ご了承ください。

少し前、何となくコーヒーのことを書きはじめたところ、これが自分でも書いているうちにおもしろくなってきて知りたいこと、プロの方に訊いてみたいと思うことがどんどん出てきた。
コーヒーにまつわる考察なんてものでなく、門外漢による雑記、雑感ではあったけれど、それでも書きはじめると思いのほか長いブログになった。
そしてその後、コーヒーにたずさわられる方、そうでない方からの感想や意見もお聞きすることができたりと、こちらも思いのほか反応があって楽しかった。
これほど語らさせてしまうコーヒーというのは、やはり魅力があっておもしろい。

先日、Unirの山本さんご夫妻が赤坂のお店へ行かれるタイミングでうちの日比谷店へも寄っていただき、バリスタである奥様からカプチーノの淹れ方を教えていただくことになった。
この奥様の知子さんは日本のバリスタの大会で準優勝、そしてアジアの大会でも準優勝になられたほどのめっちゃ腕のいいバリスタさんであられる。
その知子さん直々に、とてもわかりやすく説明と実演をしていただいたけれど、翌日にはスタッフいわく「あんなに簡単そうにされていたのに、めっちゃ難しいです」とのこと。
いともたやすくされているように見えるカプチーノもやはり技術なわけで、知子さんからは「ミルクスチームは練習あるのみです」というお言葉をいただいた。
うちのスタッフ、頑張りましょう。

で、ぼくはご主人の山本さんにお会いしたら訊いてみたかった質問をいくつかしてみた。
一番訊いてみたかった「浅煎りブーム、スペシャルティコーヒーの ”その先” について、どう予想されているのか?」という質問に対しては、「ぼくは回帰するような気がしています」とのこと。
あぁ、やはりそうか、というのがぼくの感想だった。
また、「いわゆるセカンドウェーブというものは、サードウェーブに含まれるものだと思っています」とも仰っていた。こちらもやはりそうか、とは思ったもののこの後に書くつもりのくれあーるの内田さんも同様だけれど、スペシャルティコーヒーというものに対するこだわりは感じても、サードウェーブという言葉自体には固執されたりこだわってられるという印象はなかった。
こちらもぼくは、やはりという印象だった。

山本さん、知子さん、ありがとうございました。

つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?