白鷹若鮎マラソンの振り返り


白鷹若鮎マラソン大会が終わりました。
私は10kmの部にエントリーしていました。この白鷹若鮎マラソンが私にとっての今期初レース。今シーズンの立ち位置を決める大事な大会です。
今大会の目標は「無茶をする!」です(苦笑)
私は心のどこかで自分を甘やかす悪い癖があります。特にマラソンに関してはそれが顕著に見られます。レース中も単独走が嫌だから少しペースを落として格下のランナーさんと並走するとか。
※逆に格上のランナーさんに付いていくことはしないw
そういう甘えた自分の殻を破るべく、今大会は撃沈を覚悟して「無茶をする!」という目標を掲げた次第です。

↑2:30に起床して準備を済ませ、始発で会場へ向かいます!

しかしなかなか自分の思った通りに事が進みませんねぇ(涙)
まず、スタートの時間が変更されました。
理由としては・・・
最寄駅から大会会場までは送迎バスが出ているのですが、その送迎バスを利用する方があまりにも多過ぎた為かスタート時刻まで会場に到着できないランナーさんが多数おられました。よってスタート時間が30分ズレ込むという事態に。
【注意!!!】私は時間までに会場入りしていましたw
実はこれ、私にとっては結構痛いです・・・。
何故ならスタートの時間に合わせて起床、朝食を取っているので・・・。
いつもなら完全に覚醒、食べた物も消化しきった状態でスタートを迎えているからです。
「このままだと少し小腹が空いた状態でスタートを迎えてしまう・・・。」
そう考え、スタートの1時間前にはパワーバーを、そしてスタートの40分前にはパワーゼリーを摂取しました。
意外にこれが上手くハマったらしく、空腹もなく身体も重過ぎない状態で走ることが出来ました。


レースが始まると開始1kmでランナーさんが二分されました。トップ集団は各地のマラソン大会で入賞する常連さん(賞金稼ぎみたいなw)。それに続くのはそこそこ速いけど、入賞を狙うには少し力が足りないよね、というレベルのランナーさんの集団。
トップ集団はレベルが違い過ぎました。スタート前までは「この大会では無茶をする!」と目標を掲げていましたが、さすがに今の私の脚力ではこの集団に着いていくことはできませんでした。無茶と言うより無理のレベルだと瞬時に判断。いつもならここで自分を甘やかしてスピードを落として後ろの集団に着くのですが、今日の私は違いました(苦笑)
単独走上等!
なのでレースの展開としては
入賞の常連さんの集団

私(単独走!!!!!)

そこそこ速い集団
となりました。
と言っても、やっぱり単独走はキツイ(苦笑)
追っても追っても追いつかない苦しさ。普通だったら徐々にメンタルが削られていくことろを必死で耐えていました。そしてラスト2km・・・。
きた!
きたきた!!!
先頭集団が崩れ出した!!!
ここを突くしかないと判断した私は、すかさずスピードを上げました。10kmマラソンのラスト1kmで3:30/kmという神が降臨したかの様なタイムを出した私は先頭集団から落ちてきた数人を抜き去りそのままゴール。ゴールした後に気が付いたのですが、何と自己ベストを出していました。

↑これがレース中のラップタイム。
3:30/kmなんて私のインターバルペースですよ(苦笑)

今までは調子が悪いなりに入賞圏内を確保し、メダルやトロフィー、盾を獲ることができていました。
しかし今回は自己ベストを出したにも関わらず、年代別5位・・・。本来ならばこの成績だと地方のマラソン大会では3位以内に入っていてもおかしくはない成績です。
「私は頑張りました。その為に努力もしました。だから評価して下さい!」
それが罷り通るのは小学生まで。社会人ならお分かりになるとは思いますが、結果が全て。
周囲の人たちからしてみれば、そこに至る経過なんてどうでもいいわけですよ。今回がそれ。
自己ベストを出したとしても、3位以内に入らなかったら意味がないんですよ・・・。
悔しい!!!
しかし今大会で一つ収穫があるとしたら
「10km程度だったら、多少無理をしても力で押していける。」
ということです。
あとこの年で自己ベストを更新できることもビックリ!43歳にもなるとスピード系は衰えるものと思っていたので(苦笑)
今回は色々と勉強させていただいた大会でした。

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