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処遇改善加算の1本化に向けて検討すべきこと②

皆さん、おはようございます!
エデュケアの山村です☺

さて先日の続きの処遇改善加算の動向についての続きになります。ちなみに前回のコラムはコチラになります。一度振り返っていただき、本コラムをご覧になっていただけたらイメージが付くと思います。

まずは、今後の報酬改定の動きを整理してからですが、

報酬改定の9月15日で第一ラウンドの審議が終わりました。9月下旬と10月に2回、この業界団体ヒアリングが行われました。

ただ、非常に団体数も多くなっており、一団体5分程度です。この5分で自分の団体の説明と要望をするわけです。もう3分間のスピーチでは全然足りません。もうほとんどの団体は報酬アップ、処遇改善を訴えておしまい。

そして10月11日から第二ラウンドの議論が始まっています。毎週のように議論が行われています。年内の12月の中頃までにとりまとめが行われます。

ということは、もうあとひと月くらいで、来年の報酬が決まってしまうということになります。今年の12月のクリスマスころには改定率プラス、マイナスが出てくるわけです。

年が明けて来年1月下旬には報酬単位、これがで揃います。ただ、報酬単位だけ見てもこの加算どうやったら取れるのかどうか、算定用件の細かいところまではわからないわけです。

年が明けて来年1月の下旬、遅くとも2月の頭には介護報酬単位、これが答申されます。ただ、報酬単位と中身が出ても算定要件がわからないと、この加算取れるかどうか未知数。

算定要件は3月上旬に出ます。よくありますが、QAのボリューム1を見て、「あ、この加算取れる!もしくは取れない!」と判断し、月末のボリュームみたら取れると思ったけど、とれなかったなど逆転現象結構あります。

そのため、、、3月下旬に出るにボリュームまで待たないと全体像が見えないということです。

平成30年改定では、QAの第二弾が出たのが3月30日でした。3月30日にこの加算をとると、わかって4月から加算を取るなんて当たり前ですが、間に合わないです。こんなごたごたが起きてきました。

さてここから処遇改善加算についての情報です。しかし、、、今回10月11日の議論の中で、この論点が唐突に出てきました。

報酬改定の施工時期の見直しです。通常4月1日から新しい報酬がスタートします。今回4月1日ではなくて6月1日にしたらどうかという論点が出てきました。4月1日から2ヶ月間先送りして6月にしましょうということです。

すでに診療報酬、病院の報酬です。診療報酬は6月スタートに決まりました。これに合わせて介護も6月1日にということになりそうです。。。私の予想では!

例えば訪問看護でいうと、これは医療の請求と介護の請求と両方あります。医療が6月からで介護が4月、となるとよろしくないですね。。。

だから多分スタートは6月になると思います。

そのため、6月1日にしないと処遇改善加算が全く別物になってしまい、職員の方の配分金額を決める時間ないのです。

そうなると、6月になった場合は処遇改善計画書は4月末までになります。また加算取る取らないの体制届は5月15日までになります。

かなり理由も説明できる時期もあります。利用者様にもちゃんと説明してできます。。こう考えると、6月1日は、逆にいいのではないかと言うふうに考えています。ただ6月になったとしても審議は12月の中で終わります。

また1月の後半に報酬単位が出る、3月に算定要件が出る。これは変わりません。変わらない流れになります。今、こういったところなども見えてきているということになります。

次回は今後すべきことをお伝えしていきます!ではまた✋

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