見出し画像

スタバで涙腺が【エッセイ】1000文字

先日、娘の運動会が平日の午前中にあり、そのため私は代休、旦那は午前半休をとりました。
規模縮小で半日のみ、午後からは通常授業でしたが、娘の初めての運動会は楽しかったです。
ダンスはヒップホップ。
ポンポン持って上に下にふりふり、わーっと移動して円を作る・・・ようなことはなしのガチダンス。
最後のリレーは赤団が大きく引き離していた距離をアンカーで白団の男の子が縮め、ゴール寸前で抜くというドラマチックなものでした。
運動できる男子がモテる時代、思い出しました。

午後から旦那はテレワークで途中WEB会議もあるからということで、邪魔になってはいけないと、私は近くのショッピングモールに出かけました。
スタバで栗ずくめのモンブランを食べ、読書をするために。
この栗ずくめのモンブランが食べたくなったのはnoteの投稿でした。
普段なら頼まない商品です。他の商品よりサイズが小ぶりなので・・・。
1番好きだったシナモンロールも小ぶりになってしまいました。
それと、悩んでキャラメルマキアート。
1,000円近くしたので、平日の人が少ない空間を優雅に楽しもうと文庫本を開きました。

神様のカルテ 0  夏川草介   小学館文庫

どこまで持っているかわからない状態で、書店で0を見かけて購入しました。0は持っていないはずだったので。
主人公である栗原一止くりはらいちとの学生時代や研修医時代が背景となって、1~3までの登場人物たちが軸となっている話でした。
たぶん。4章あるなかで最後の1章はまだ読んでいません。

その日は2章の途中から3章までを読みました。
2章では、神様のカルテの舞台である24時間365日対応を掲げる本庄病院を支えている先生や事務長の想い、栗原一止がこの病院を選んだ理由が、痛快にはじまり、心に沁み込むように届く、神様のカルテシリーズの土台となるような章でした。

3章は栗原一止の研修医最初の担当患者の話でした。
患者が治療を拒む理由は大切な娘のため。
私はやはり娘ではなく、患者側の気持ちになって読んでいました。
私も同じ立場だったら、自分よりも娘のこれからの幸せを最優先するでしょう。
でも、ここで冷静な患者の妻、娘の母親の存在が光ります。

娘だって顔を見ればさすがに普通じゃないと気づきますから。

娘の気持ちを考えて、娘を信じて、夫に内緒で病状を伝えていました。
家族がそれぞれ想い合って病気と闘っていたという話に涙腺が緩みました。

これから最後の4章を読み、おそらく持っているであろう1~3までをパラパラと読み返し、最新話を買いに行きたいと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?