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朝ごはんと音楽【エッセイ】900文字

旦那は起きてくるとパソコンを立ち上げ、音楽を流します。
子供が小さいのでごはんの時はテレビはつけていません。
その音楽を聴きながら我が家は朝ごはんを食べています。
お気に入りが見つかるとリピートするので、同じ系統を再生してくれるようになります。
朝の慌ただしい中でも心を揺さぶった歌詞の曲があります。


水平線  back number

水平線が光る朝に あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に 誰かが綺麗と呟いてる

えっ!崩れ落ちちゃうの?叶わないの?と思いきや。

透き通るほど淡い夜に あなたの夢がひとつ叶って
歓声と拍手の中に 誰かの悲鳴が隠れている

勝者の裏には敗者がいることだけじゃなく、人の失敗を喜んでしまうことや人の成功を祝うことのできない妬みが、綺麗な言葉に隠れていました。
よくはないだろうけど持ってしまうこの感情。
あまりにも綺麗な景色の中で語られるものだから、持っていてもいいんだよと肯定してくれるようで。
霧がかかった心に光を差してくれます。


群青  YOASOBI

好きなものを好きだと言う 怖くて仕方ないけど
本当の自分 出会えた気がしたんだ

自分が好きだったものは何か、もう一度考えるきっかけになりました。
仕事に行き詰まって、noteを始めたきっかけでもあります。

好きなことを続けること それは楽しいだけじゃない
本当にできる 不安になるけど

漫画家の古舘春一さんが「漫画を描いていて楽しいのは一瞬」みたいなことがどこかに記載されていたと思います。
ハイキュー!!の単行本だったような・・・


朝ごはんの時じゃないけど、この夏よく聞いた・聞こえてきた曲。
大好きな米津さんが嵐に提供した曲。


カイト  嵐   作詞作曲 米津玄師

母は言った「泣かないで」と
父は言った「逃げていい」と
その度にやまない夢と 空の青さを知っていく

こんな親になりたいと思いました。

嵐の中をかき分けていく 小さなカイトよ
悲しみを越えて どこまでも行こう
そして帰ろう その糸が繋がった先まで

これから子供たちは楽しいことだけじゃなく辛いことも経験していくだろうけど、引き返せる場所があることを知っていて欲しいと思います。


ちなみに、メロディやリズムからハマってしまうこともあります。
ナユタン星人とか。

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