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DXよりもまずは

PX=People Transformation

だと思っている。


ようは、人が変わらなきゃってこと。


DXを推進するには、色んな人たちの協力が欠かせないのだが、そんな人たちと一緒に活動を進める中で必ず思うことは、

現状が変わることを恐れずに、前向きに変革に取り組んでくれる人たちと一緒に活動したい

ということ。

こんな人たちと出会えたなら、そうでない場合と比べて、DXは面白いように進んでいくはず。

なぜなら、誰もが自発的に活動を推し進めようと行動するから。


こんなことできるようになると楽しいよね

とか

この作業ってほんとにいるの?やめちゃわない?

とか、

前のめりでアイディアを出してくれるし、

そこからさらにニッチな業務に詳しい人や関係部署への橋渡しなんかも積極的に行ってくれたりする。

本当にありがたい。

こんな人たちに出会えたら、あなたはラッキーだ。


一方で、今目の前にある仕事が大事で、今の業務のやり方を変えたくない、という人は多い。

そんな人たちに出会ったなら、その人たち自身の変革に対する思考を変えないと、とても苦労することになる。

彼らは、現状を変える、ということに対して、とても敏感であるからだ。

「今のやり方変える気ないよ」

「余計な仕事増やさないで」

「業務知らないのに他人がとやかく言わないでよ」

と言わんばかりに対峙してくるので(これは仕方のないことだが)、そこをいかに切り崩していくのかの作戦が必要になってくる。


彼らのような人たちはまだまだ多いので(同じ業務に長く就かれている方は特に)、現状を変えるとか、DXなんて言葉は使わない方が良い。

早い段階で、敏感センサーに反応してしまうからだ。


ということで既にお気付きかもしれないが、人の思考を変えるなんてことは簡単にはできない。

だからこそ、DXは進まないのだ。


現状が変わることを恐れずに、前向きに変革に取り組む

この思考をいかに浸透させるかが、腕の見せどころではないか、と私は思う。


それではまた。