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パーソナルモビリティからのイノベーティブってなんぞやって話


今朝、何気なくテッククランチのニュースを読んでいたら、パーソナルモビリティに関する興味深い記事を発見しました。

パーソナルモビリティ「WHILL自動運転モデル」を活用することで、医療スタッフが抱える業務負荷の軽減に役立つだけでなく、患者の移動に対するUXを向上してくれる、といった記事でした。

WHILLと国立成育医療研究センターは6月16日、出産後の患者を病室まで自動運転で移動させる「WHILL自動運転システム」の実証実験を開始したと発表した。同サービスはこれまで、病院外来や空港などでの活用事例があったが、病棟内での利用は国内初となる。
今回の取り組みで利用しているWHILL自動運転システムは、自動運転・自動停止機能などを搭載したパーソナルモビリティ「WHILL自動運転モデル」と、複数の機体を管理・運用するシステムとで構成される、歩道・室内領域向け自動運転システムとなっている。あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせ、自動走行・自動運転による無人での返却も可能だ。

地図情報と周囲の情報を考慮した走行もできるようですし、パーソナルモビリティの世界も着々と前に進んでいますね。

パーソナルモビリティ「WHILL自動運転モデル」の情報はこちらから。

色のバリエーションもあって見た目もかわいく、操作も直感的で、5センチほどの段差も楽々乗り越えてくれます。

足腰の不自由な方や、それをサポートする方の手助けになってくれるだけでなく、ちょっとしたお出かけにも使えるパーソナルモビリティ。

実用化される日が早く来るといいですね。


ということで、この取り組みの元となったのが、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」プロジェクト。

AIホスピタルによる高度診断・医療システムとは

ざっくりいうと、AI×大量の医療情報を有効活用して、医療従事者の負担を減らし、患者に最適な医療を提供することを目指すシステムです。

超高齢社会における医療の質の確保、医療費増加の抑制、医療分野での国際的競争力の向上、医療従事者の負担軽減のために、医療機器等やIoT(internet of things)機器を活用して医療ビッグデータを構築する。さらに、AI技術を活用し、医療現場での負担軽減につながる、診断補助・教育やコミュニケーション支援等を目指す。

面白そうなことやってるんだ〜と思い、ついでにこのプログラムの大元である内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」の概要資料を見てみたら、なんとも古めかしい作りで、イノベーティブとは??となりました。

興味のある方は内閣府のページから資料を見てみてくださいね。


それではまた。