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専門的な内容をカジュアルな文章で書くときに意識している8つのポイント

割引あり

 文学少年になりたかった。

 初めて文章の力を感じたのは中学1年の頃、図書館に置いてあった「スレイヤーズ」でした。何の気なしにというか、マンガを取るつもりで開いたラノベ初期の傑作に、僕は雷に打たれたような衝撃を覚えたのです。

 文章で人を笑わせることが出来るのだ、と。

 中学ではバドミントン部に所属していた僕はその時決意したのです。高校に入ったら文芸部に入ろうと。小説を書こうと。

 中3の時には志望校の学祭に行き、文芸部の存在を確認しました。ホチキスで留めた冊子を貰いました。今思えば素人の高校生が書いた話を何度も繰り返し読みながら、僕もこの冊子に小説を載せるのだと、近い未来に思いを馳せたのです。

 そして晴れて志望校に合格し、入学しました。
 文芸部は部員が0になり、消滅していました。


 ……という懐かしい思い出があるのですが、それはさておき。

 昔から文章を書くこと自体は割と得意な方でした。みんなが忌み嫌う読書感想文も、長く書きすぎて「削れ」と言われるほどダラダラと書いてしまうようなタイプ。

 そんな特性はわりとXやnoteと親和性が高く、おかげさまで多くの方に食品関係の話を読んでいただくことが出来ています。
 本当にありがとうございます。

 そうしてSNSと通じて色々な方とやりとりをする中で、参加したオフ会やDMで何度か文章の書き方について聞かれたことがありました。

 僕の文章は本当に我流で、特別誰かに師事したわけでも何でもないので「ノリで書いてます~」くらいで返していたのですが、ふと思うと、それでも自分の中で文章を書くポイントとか、大事にしていることはいくつかあるなと思い至ったのです。

 特に、一夜にしてフォロワーを8,000人増やした山崎製パンの投稿はやたら評判良かったです。これ、いまだに毎日「いいね」がつくんですよね……。
 この長さで2,500万近いインプレッションがあるので、多くの人に読んでもらえたとは言えると思います。

 そんなわけで、僕なりに文章を書く上でポイントにしていることをまとめていこうというのが本noteの趣旨になります。


一番大事にしているのは、文章のリズム

 英語は苦手だけど洋楽が好きな人、多いと思います。
 僕は一時期病的にクサいメタルにハマってた時期があって、何言ってるのかさっぱりわからないけど耳がもげそうなくらい聞いていたバンドがありました。Equilibriumっていうんですけど。

 この魔法使いサリーLv.100みたいな曲、ドイツ語なんでさっぱり分からん(てか日本語でも多分わからん)のですけど、音楽の場合はそれでノれるんですよね。歌も音として捉えて、そのまま気持ちよく頭を振れる。

 僕の理想の文章は、音楽のような文章です。

 読むつもりなくさっと目を通しているような感覚で、気づけば読み終えている。書いていた内容は何となく頭に残っていて、納得感がある。
 そんな文章を書くことを昔から、そして今も目指しています。

 じゃあどうやったらそんな文章書けるのかと言ったら、リズムからくるものだと思うんですよ。リズムというとやっぱり音楽みたいですけど、読んでて気持ちのいい文章というのは、途中で引っかからないし、飽きないし、疲れない。

 そんなわけで、僕はどう書いたら文章のリズムが生まれるか、そういうことを意識して文章を作成してきました。なので、例えば論文を書くとか、契約書を書きたいとか、そういう内容としては不向きです(そういう時は僕もそれに即した形式で文章は書きますが)。

 ただ、こうしたnoteだったり、あるいはXの長文投稿みたいな、不特定多数、かつ読解レベルがマチマチなフィールドでは結構リズムを重視した文章というのは効果を発揮するのではないかなと思います。

 なのでこれから紹介する3つのポイントは、
・Xやnote、ブログなどで文章を書いている人、書きたいと思っている人
 が対象で、かつ
・何となく文章を書いているけどいまいちリズムが出ない
・文章を書く上でのポイントが上手く言語化できていない
(あと、僕の文章の文体が嫌いじゃない)
 人にはハマるんじゃないかなー、と思っています。

 ただまぁ、僕も誰かに師事したわけではないので、偉そうなこと書いて変に拡散されるのもな……とも思うので、この先は有料にさせていただきます。
 興味がありましたら、ぜひ購入お願いします!

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