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#まちづくり通信_2021年11月号
「まぼろしの七味唐辛子と 干しこんにゃく」
あきる野市落合橋の近くにある、「やまざき酒舗」のお土産品には、以前、七味唐辛子がありました。近くの農家のおばあさんが、薬味を集め調合する、手作りのものでした。人気は高く、よく売れていたそうでした。今では、作る方がやめられて、「まぼろしの七味唐辛子」となってしまいました。「やまざき酒舗」では、季節により、「手作り味噌」なども置かれています。また、ここでは、日本酒の「喜正」・「千代鶴」が買えます。そし
もっとみる閉校したあきる野市戸倉小学校を活用戸倉しろやまテラス『食飲室』
これからの紅葉の季節におすすめの場所は、光厳寺へ向かう途中にある、秋川渓谷戸倉体験研修センター「戸倉しろやまテラス」だ。ここは、体験、宿泊(団体)、飲食、展示という4つの機能を備えた滞在型観光施設。
その中のレストラン食飲室では、ランチタイムのみ宿泊客だけでなく一般客も利用ができる。小学校の職員室、校長室であった場所を改装したので、遊び心あふれる店名「食飲室」になった。木の温もりを感じられる落ち
「見るだけでもどうぞ!」TPOに合わせたご提案を婦人服『もーど なかむら』
五日市ひろばのすぐ近くにある「もーど なかむら」。ショーウィンドウには、季節感溢れる小物や小洒落た婦人服がディスプレイされている。
衣料品店として五日市で開業してから約70年。店主の木滑恭子さんの父方の祖父は、戦前に赤坂で洋服学校の先生の仕事と、銀座の洋服店で働いていた。戦争で赤坂の住居が焼失し、祖母の実家がある五日市へ移住。終戦後、祖父と父で現在の東町の交差点辺りにオーダーメイド紳士服店「テー
地域に根付き、手作りにこだわる 健康自然工房・ みつばちファーム
はちみつを食べて・学んで・体験して
「″犬”飼いが蜂を飼ってるんだよ」とチャーミングな自己紹介をしてくれたのは、みつばちファーム代表の犬飼 博さん。みつばち・はちみつ・養蜂全般を学ぶことが出来る施設として、2014年4月にオープンしたミュージアム。施設にはあきる野の大地に咲く花々から集めた美味しいはちみつが詰まった瓶が並ぶ。150箱に及ぶ巣箱から4月は桜、5月にはフジ・アカシア・野山の花々、6月
わたしの 五日市めぐり「荷田子の老舗」
荷田子のバス停を降りると、「山びこ食堂」が見えます。記憶では、1988年頃からあり(実際に、創業は1985年だそうです)、その当時あった「五日市青年の家」のボランティアの仲間たちと私、そして職員さん方と、ラーメンを食べにいった記憶があります。うまいラーメンでした。今は、ほかのメニューも増えていますが、ラーメンの味は変わりません。
さて、その近くに「茶房 むべ」という喫茶店があります。ここのコーヒ
五日市の文化人 日本のナイチンゲール 萩原タケの功績
皆さんは、あきる野市役所五日市出張所の玄関前に建つ萩原タケの胸像をご存じでしょうか。この胸像は彼女の功績を顕彰するとともに、広くその功績を人々に知って貰うことを目的に、昭和60年11月3日に建立されたものです。
彼女は明治26年、20歳で日赤病院看護婦生徒七回生として日本赤十字社に入社以来四十有余年にわたり、ナイチンゲールが掲げた「博愛と献身の精神」を実践した看護婦※です。三年半に及ぶ修行養成期