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五日市まちづくり通信バックナンバー

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あきる野で配布している“五日市まちづくり通信”のバックナンバーを連載!📖これをチェックすれば五日市の最新情報はバッチリです👍
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#武蔵五日市

〜町を見つめて102年〜三世代のお雛様が出迎える『石川綿店』

〜町を見つめて102年〜三世代のお雛様が出迎える『石川綿店』

 

雛めぐりの時期に町の景色を彩るのが、長年山田地区で布団店を営む石川綿店のショーウィンドウだ。

 店主の石川勝さんのお母様の年代物のお雛様、石川さんの妹さんが生まれた時に迎えたお雛様、そして娘さんのお雛様と三世代のお雛様が並ぶ。飾らない時期は蔵に大切に保管し、雛めぐりの時期がくると出番を待っていたお雛様を外からも見られるように家族皆で飾りつけ、町の風物詩となっている。

 石川綿店の歴史は古

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五日市高校ESS国際交流部より『身の回りのMOTTAINAIから生まれた宝物』

五日市高校ESS国際交流部より『身の回りのMOTTAINAIから生まれた宝物』

私達が作詞をした曲、「MOTTAINAI」の2種類のミュージック・ビデオをYouTubeに投稿しました!「オリジナルダンスver.」ではサビの部分にキャッチーな振り付けの「もったいないダンス」を取り入れ大久野保育園の園児さんたちと共に踊りました。

「森をつくる太鼓プロジェクトver.」では、国際的な森林認証(FSC®)を取得しているMOKKI NO MORIの間伐材を使って作られた「森を作る太鼓

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わたしの五日市めぐり「戸倉の水」

わたしの五日市めぐり「戸倉の水」

戸倉の城山山頂から少し下りたところに、普段は枯れた古井戸があります。雨が降った後、土から水が染み出し、一滴一滴落ち、井戸となることをご存じでしょうか。

戸倉は水に恵まれた里で、城山より湧き出す清水は、古くから地元の人々によって大切に管理されています。その戸倉の湧き水を大切に使い、明治17年(1884年)から日本酒を造っている酒蔵があります。「喜正」の名前でお酒を造っている野崎酒造です。城山の湧き

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〜ブナと水と石を愛した現代山岳風景画のパイオニア〜 養沢の画家│故・犬塚 勉さん

〜ブナと水と石を愛した現代山岳風景画のパイオニア〜 養沢の画家│故・犬塚 勉さん

あきる野市養沢に、山を愛し、数多くの山岳風景画を描いた画家がいました。犬塚勉さんです。

犬塚さんは、1949年神奈川県川崎市生まれ。27歳で学校の美術の先生になり、その傍らに絵を描いていました。山に登り、山や沢・樹木・岩・野原などをスーパーリアリズム風の筆致で描くことに挑戦して、独自の技法を確立しました。

犬塚さんは、生前最後の約1年半を、家族と共にあきる野市養沢で過ごしました。その暮らしの中

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レトロモダンに大人カワイク♡新装開店!!「花屋 りぐらん」のご紹介

レトロモダンに大人カワイク♡新装開店!!「花屋 りぐらん」のご紹介

店主の宮﨑智美さんは、以前は宝石の販売の仕事をしていたそうだ。24歳の時、フラワーアレンジメント教室に通っていた友人からアレンジメントを教えてもらい、「楽しいな!」と心底思い、早速花屋に転職、休日はアレンジメント教室に通った。その後、フラワーデザイナーとカラーコーディネーターの1級資格を取得。

8年前には、伊奈のアパートの一室を利用して予約制の花屋を始めた。様々なご縁がきっかけで、2019年6月

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お店探訪♪檜原街道沿い元和菓子屋「三桝屋」さん店舗で活動されているフラワーサークル『ハッピーガーデン♪』さんをご紹介🌷

お店探訪♪檜原街道沿い元和菓子屋「三桝屋」さん店舗で活動されているフラワーサークル『ハッピーガーデン♪』さんをご紹介🌷

ご実家が三桝屋さんをされていたという藤井範代(ノリヨ)さんは、2年程前から毎週金曜日に、ヨーロピアンフラワーデザインのアレンジメントサークルを開催されています。

生け花やアレンジの資格をお持ちの藤井さん。趣味を活かして楽しみを共有したい、お花で人の心と心の繋がりを持ちたいと思ったそうです。一緒に楽しい時間を過ごし、お花で気持ちを豊かにし、自分を育ててゆくお庭のような場でありたい。そんな願いがサー

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五日市の文化人|芸術の秋の彫刻家大特集!2人の彫刻家の職人芸

五日市の文化人|芸術の秋の彫刻家大特集!2人の彫刻家の職人芸

(1) 五日市七福神巡り徳雲院の『寿老人』制作者である“みのむし工房 落合實さん”現在も五日市高校で「廃材を使った仏像造り」の指導に携わっている落合さん。25歳の時、五日市高校定時制課程の体育教師として赴任になり、渋谷区から五日市へ。見知らぬ土地での生活の中で、淋しさを紛らわすために、風呂の薪で仏像を彫ったのが彫刻家人生の始まりでした。

☝️「コロナ禍が落ち着いたら、お稽古に見えている方達との合

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移住者インタビュー|東京の木材で家を建てました!夢は五日市の畑でライブ活動 羅久井(らくい)さん

移住者インタビュー|東京の木材で家を建てました!夢は五日市の畑でライブ活動 羅久井(らくい)さん

記者(以下、記)五日市にお引っ越しされるきっかけからお聞かせいただけますか?

羅久井さん(以下、羅)マイホームを建てるなら自然が身近で歴史と文化が息づくこの町がいいなあと夫婦で想いを成熟させて、踏み出し昨年10月に引越してきました。東京農業大学卒業後、東京地場野菜の流通業に10年間従事していました。中央線を中心として音楽活動や仕事をする上でいつも言葉と身体に染み付いてたものが『五日市街道』でした

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