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江戸っ娘のグルメ探訪 vol.4: 洋食

御徒町:キッチンさくらい

梅雨が明けたと思ったら、突然の酷暑で、さらに長雨・大雨となっていますが、みなさまお体大丈夫でしょうか。
今日は久しぶりのグルメ探訪です。

洋食と聞いて、みなさま、どんなもの・どこのお店を思い浮かべますか?
有名どころだと、食べ物はエビフライ・ナポリタン・オムライス・ハヤシライスなどでしょうか。
お店なら上野精養軒、銀座・煉瓦亭、日比谷松本楼など老舗も多いですよね。

でも、江戸っ娘、日ごろから興味深く思っているのが、『洋食』という西洋を彷彿とさせる名前なのに、日本以外の世界にどこにも存在しない料理ということ。
そして外せないのは、日本独自の西洋をイメージした料理としながらも、何度も食べたくなるそのおいしさ!また白米との相性がバッチリなところも、日本人としてはタマリませんよね♪

そんなわけで、今回は上野のお隣、御徒町に用があったついでに、文明開化の音を聞きながら洋食ランチとしました。
明治維新の残りか、やはり老舗洋食店は江戸中心部が多いですね。

今回訪れたのは、御徒町駅南口を湯島側に出てすぐそこ。駅前のビル6階にあります「キッチンさくらい」です!

こちらのお店、ランチは11時半からなのですが、私が到着したのは11時20分。直通エレベーターは開店時間まで6階には止まらないため、ビルのエレベーター前には江戸っ娘以外にも既に何組か時間待ちの方たちがいました。
私が着いてから開店まで10分ほどでしたが、その後も次々に人が来るので、この時点で美味しさを確信!
この日は一組団体さんがいましたが、ほとんどは一人か二人組でした。

そうして待ちに待った開店時間。
予約していた団体さんが先に入っていき、その後順番に予約のない人たちが入店。団体さんを抜いて、江戸っ娘は4組目でしたが、この日は5組で満席に。
まだコロナも油断ならないため、一組ずつ席の間隔を空けているので、これは仕方がないですね・・・。早く大勢でわいわい食事ができるようになるためにも、コロナ終息を願うばかりです。

閑話休題、「キッチンさくらい」のメニューにはフライもカレーもオムライスも代表的な洋食がズラリっ!!
心は事前に決めていたものの、やはりメニューを目の前にするとどうしても迷うのが人情。でも、ここは心を落ち着けてオムライス・デミグラスソース一択で絞りました。

頼んでから5分ほどでまずはセットのサラダとスープ。
暑い日だったので、スープはジャガイモのヴィシソワーズ。自分で作るとマッシュしきれないところが残りシャリシャリしてしまうのですが、とても滑らかな舌触りで、ミルキーな味わいでした。
サラダは洋食屋さん特有のワインビネガー系のドレッシング。
江戸っ娘はカフェ飯のサラダで野菜に対してドレッシングが控えめの物は苦手なのですが、こちらのサラダはしっかりドレッシングが馴染んでいて、とても好みな味でした。

サラダの上にちょこんと乗ったコールスローもあっさり味

そして前菜を食してから5分ほどすると、本命オムライス・デミグラスソースの登場です。
見るからにふわふわの卵が食欲をそそります♪
ソースが別がけなのも、好みの量がかけられるのでたまりません!
もちろん江戸っ娘はオムライスもデミグラスソースも大好きなので、存分にかけちゃいましたー!

見るからにフワフワ
これだけかけても全然しつこくないデミグラスソース

まず、デミグラスソースですが、一言でデミグラスソースと言っても世の中にはトマトの酸味が残るもの、何日もトロトロと煮込んでうま味が凝縮されたものといろいろありますが、「キッチンさくらい」のデミグラスソースは非常にバランスのいい味でした。
素材のどれかが強く主張するわけでもなく、かといって煮詰めすぎてもないので、さらさらとしてとても食べやすい。
一言でいうなら、飽きの来ない味です。

そして、主役のオムライスは見た目にたがわず、卵はふわふわで、ちょっと肉厚。最近の流行りはフワトロ・オムライスですが、卵だけでいえば、古き良きオムライススタイルかつ肉厚なので、贅沢な気分になります。
また中のライスはチキンライスではなく、キノコとビーフが和えてあって、こちらも贅沢^^

お肉とキノコの風味の効いたライス

というわけで、このオムライスに、このデミグラスソースをかけて美味しくないわけがない、という最強タッグ!
前述のようにあっさりしたデミグラスソースなので、飽きることなくぺろりといってしまいました。

ただ、惜しむらくは今回、用事もあったので一人で来店したため、他のお料理が食べられなかったこと。。。
江戸っ娘の正面の方はフライ系のセットを頼まれていたのですが、イメージ通りの洋食のフライにグラッセなどが色よく配色されてまして、こちらも非常に食欲をそそられました。
なので、今度は人を誘って全メニュー制覇を狙って通わなければ!と心に決め、退店したのでした。

https://www.kitchen-sakurai.com/

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