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未来のリーダーの条件は「尋ね方」

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質問する能力

もう12月ですよ。世間では、毎日、最多最多って言ってますが、思わず、チューリップじゃねーよ!って一人突っ込みしてますけど。それにしても、医療機関とか医療従事者にはホント頭下がりますよ。このまま進むと色々心配になってきますよね。で、これから暮れにかけてだんだんと慌ただしくなっていきますが、年末年始、それから正月と、大丈夫なんですかね?なんとか、この騒ぎ早く収まって欲しいもんですね。

さて、今日のテーマは、「質問力」についてです。ま、なんとなくこれマーケティングと関係無いんじゃないかって思いますよね?

けど、あるか無いかで言ったら大アリです。っていうか、日常の事あるごとすべてをマーケティングに絡めてお伝えしていきますので、関係ない話なんてのはないと思って過言じゃないですよ。もし、マーケティングがなければどうなるのか?って考えた時、もしかして人と人の付き合いもなくなってしまうのではないか?って思えてしまいます。だから、意外にもマーケティングってところどころに関係大アリってことですね。

未来のリーダー

さて、こんな話があります。

「過去のリーダーは話し方を知っていたが、未来のリーダーは尋ね方を知るようになる」

というように、これからの時代に必要なのは尋ね方…つまり「質問」する力ということが今回のテーマです。

質問の効果

つまり、「質問」は命令よりも絶大な効果を発揮するという事です。どう言うことか?ですが、この「質問」には大きく分けて3つの効果があります。それは、

1、質問は、アイデアや解決策を生み出すのに役立ちます。

2、質問によって、求めていた答えを相手から引き出すことができます。

3、質問は、自分の世界を広げてくれる最高のスキルなのです。

自分が好き放題話すのは気持ちがいいけど、知っていることを話して満足して終わりという人と、知らないことをたくさん質問して、自分の世界をどんどん広げていく人ではどう違うのか?という事です。

…5年後、10年後、どちらが周りに好かれて、どちらが成功するか?を考えてみれば一目瞭然でしょう。それだけ質問する能力というのは絶大なのです。

心理学観点から見ると

実際、アメリカの心理学者・臨床心理士のロバート・マウラー氏という方が、言ったそうです。

「質問は脳を目覚めさせ喜ばせる。脳は、たとえバカバカしい質問だろうと奇妙な質問だろうと、質問を受け入れ、じっくり考えるのが好きなのだ」

と結論づけています。

人の脳は質問されるのが大好きなんです。受け身で人の話を聞くのはつまらないし、疲れてしまいます。

でも、自分の興味のあるほうへ、会話をコントロールできるのが、この「質問」であり、さらに大事なのは「質問する能力」なんです。

…お互いに価値と信頼を感じられるコミュニケーションができたら…もっと会話と人間関係がワクワクするものになる。ってことでしょうね。

良い質問とは

また、
斎藤孝氏の著書「質問力」という書籍から引用しますと、2003年、筑摩書房から出版されていますが、この本によると

「良い質問とは具体的であり、本質的である」と定義されています。
(出典:齋藤孝著「質問力」)

具体的な質問とは

「1番重要な」とか
「20代の頃」とか
「3つ教えて欲しい」など、

数字を入れたり、期間を限定したりすると作りやすいです。

さらに、
本質的な質問は、

質問相手の「専門領域」や「立場」を把握したうえですることが原則です。「文脈」や「趣旨」に沿った質問が本質的といえます。

で、「具体的であり、本質的である」という定義に沿って質問をつくってみると…

具体的で本質的である質問

例えば、

「あなたが20代の頃に、最も楽しかった旅行の、場所とプランを教えてください」

といった質問になります。ここで、場所とプランを聴けたら

「その場所から思い出に残る1番忘れられない出来事はなんですか?」

と言うように質問を重ねていくと、誰と何をしたのかまで臨場感あふれる話が聞けるってことになります。

このような質の高い質問を続けていければ、だんだんと相手の本質にせまることができますので、普段あまり話してくれなさそうな話でも、案外してくれる場合もありえます。ってことです。

ま、詳しくは本を読んでいただければよくわかると思いますが、ここで大事なのは質問をすることがいかにしてマーケティングに活かされるのか?と言うことですので、そのためにも質問力を高めましょうと言うことですね。

今回のまとめ

ここまでをまとめてみますと、

まず、
「過去のリーダーは話し方を知っていたが、未来のリーダーは尋ね方を知るようになる」

と言うことがポイントでした。

尋ね方を知ると言うことは、質問する能力を高めるってことです。先ほどの例で言うと、単に「旅行ってどこが一番楽しかったの?」って聞くよりも、

具体的に
「あなたが20代の頃に、最も楽しかった旅行の、場所とプランを教えてください」と聞けば、

・年齢を限定すること
・楽しかった思い出
・行った旅行の場所
・旅行プラン

を聞くことによって、より鮮明に思い出させるテクニックが盛り込まれています。さらにその先も各パーツからより詳しく聞き出せるように設計されています。

このテクニックをビジネスに応用すれば、アイデアや解決策を生み出すのに役立ち、求めていた答えを相手から引き出すことができます。そして、自分の世界を広げてくれる最高のスキルとなるのです。

以上、こんな感じで今日のテーマ「質問力」そろそろ締めくくりたいと思いますが、意外にも質問って楽じゃないな?って感じましたよね。ある意味戦略的に質問していかないと、会話が続かないなんてことも考えられますので、これから質問力、お互いに鍛えていきましょうか。

というわけで、ぜひぜひ今後も「社長の戦略講座」、参考にしていただけると嬉しいです。

それと、最後にお知らせですが、第1回目のnoteからstand FMというラジオ番組で放送してますのでそちらも聴いていただくとよりリアルになります。アクセスの方法はPSに記載しておきますのでこちらから聴いてください。ついでにフォローもお願いします。

それでは、飽きない人生満喫しましょう!じゃまた。さいなら。

PS:今回でnote5回目。ビッグワードだと、だんだんとネタが切れてくるのを実感し、思い切って今回から揺さぶりをかけることにしました。今後、どんなマーケネタが出てくるのかは今のところ未定ですね😄次回を楽しみ!




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