81歳義理ハハのもの忘れ
81歳の義理ハハの習い事のお教室はコロナ禍で数ケ月間お休みだった。会場にしている公民館が休館になっているのにあわせてずっとお休みをしていたのだけど、会場がオープンになり、少人数で教室再開OKということになった。
義理ハハは講師をしているものと、習っているものと、2つの習い事に関わっているのだけど、先日は講師をしている方の教室の予定を生徒さんにお電話をしていたそうだ。
「今月はまだお休みで再開は8月からにする予定です」と告げ、その後、近況などを話していたらしい。
そして、電話を切った後、しばらくしたら、もう一度同じ方に電話をかけていた。
「さきほど電話したじゃない?その時、私なんて言ってたかしら?今月はやるって言った?それとも休むって言った?」
ついさっき電話をした相手に、なんて言ったか確認していたそうだ。
他のことをぺらぺらしゃべっているうちに本題の『今月(7月)は教室をお休みする』というのを自分から話したのに、すっかり忘れてしまったそうだ。「言った相手に聞くのが一番確実だから、電話したんだけど・・・」
しっかりしているのが、ぼけているのか、そんなんで講師は大丈夫なのか、などなど、いろいろとツッコミどころが満載なのだけど、本人は案外けろりとしていて「なんだかね、忘れちゃうのよねぇ。でも確認すれば安心でしょう」と得意げ、だったそうだ。
その様子を見た息子こと、私の夫は、大丈夫なんだろうか、と頭をひねってはいたけど、「あらすぐに確認したりとか、しっかりしてるでしょ〜」と自信満々だったようだ。
まぁ・・・いいか!
義理ハハの先はまだ長い。こんなことはちょいちょいあることだと腹をくくらねば、ね。