アイドルに移籍制度があってもいいんじゃない？

この季節移籍史上が盛り上がっている。
プロ野球では巨人の澤村選手がロッテにトレードで加入したり、チェン・ウェイン選手がロッテに加入したりと活発だ。(筆者はロッテファン)。
海外サッカーは毎年活発な移籍が見られる。今年も目玉選手の移籍が相次ぎ、あのリオネル・メッシ選手の移籍も現実味を帯びていた(成立はしなかった)。

スポーツの世界では選手が移籍することは当たり前だ。
活躍した選手を強い別チームが獲得する。
活躍できていない選手を別チームが獲得する。
フリーになった選手たちがトライアウトに挑む。
こういったことは日常茶飯事の出来事。

この移籍というシステム、アイドルの世界では滅多に起こらない。
48グループやハロプロなど、同じ事務所内のグループで戦略的に移籍することはあっても、他事務所のグループに直接引き抜かれるということは滅多にない。

※グループ脱退後別グループに加入する例はよくある

この移籍という制度、アイドル界でももっと存在してもいいのではないだろうか？

いわゆる地下アイドルと呼ばれるアイドルグループに人気が飛び出たメンバーが現れる。
しかし、ソロとしてやるにはまだ早い。
そんな時、既にメジャーデビューしていて人気のあるグループに移籍する。
その逆に、人気のあるグループで燻っているアイドルが場数をこなすために別グループに移籍する。
そんなことがあってもいいのではないかと思う。

オーディションで若い子を入れた後に、別グループに一定期間移籍させて経験を積ませる。
サッカーで言うところのレンタル移籍だ。

一線で活躍したベテランアイドルを新規参入グループが獲得して経験を伝えてもらうのもいいかもしれない。
集客面でも活躍してくれるだろうし。

野球で見られるトレード移籍があっても面白い。
何らかの形で活躍できなかったり、伸び悩んでいるアイドル同士をグループ間でトレードする。
それにより環境が変わり活躍出来るかもしれない。
最近では巨人からロッテにトレードで加入した澤村選手が良い例だろう。

スポーツ界同様にアイドル界でも移籍が当たり前になれば活性化が起こり更なる発展を遂げるのではないかとずっと考えてきた。
アイドルにとってはステップアップが容易になり、給料などの環境面も良くなる。
運営側(事務所)は移籍金を得ることで収入を得ることが出来る。

原石を発掘し、育て、高く売る。
サッカー界ではよくあるクラブモデル。
そんな事務所やグループが存在してもいいだろう。

移籍制度を取り入れる上で障壁も多々あると思うが、これが実現すればドリームアイドルグループなども出てくるかもしれない。
想像するだけで楽しい。