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コーチングでシニア起業♪

60歳は「シニア」だそうだ。

ご多分に漏れず、若い頃(30代)は自分が60代になるなんて想像も付きませんでした。”昔昔(江戸時代くらいまで)の平均寿命は40歳位”だったのだから、今生きていることは「有り難い」と残りの人生をどう過ごすか考えていました。

奈良市への移住を契機にコーチングでの起業を志したのは、前職の【残業月40時間・米つきバッタ営業】は体力的に無理~~と思う反面、でもまだまだ仕事ができる、私は若い♡という気持ちで、ずっと教えて頂いていた「コーチング」を自分で始めてみたいと思ったからでした。起業する時に年齢なんて考えていません。かなこ、永遠の45歳。

起業自体は簡単です。税務署に行って「開業届」を提出するだけ。今どき珍しいお役所独特のわら半紙の用紙に書き込んでいく。「コーチングカフェいとや」の屋号がはみ出るほど枠が小さい。気合いを入れて筆圧強く書いたら破れそう。複写で二枚書いて提出し、右上にパンと日付けのハンコを押した一枚を手渡していただき終了。提出の日時に特に思い入れがあったわけでもなく、失業保険給付との兼ね合いがあって「早く始めなきゃ」というイケイケ・ワクワクの気持ちでした。

すぐに軌道に乗るわけはないと、事務所経費を捻り出すためまずバイト探し。求人情報やハローワークをネットサーフィン。あらまあ、そうねえ、そうなの、50代でもうシニア扱いなのね。そして気付く、私は60歳だった。さらに、バイト応募に提出する履歴書を書いて、再確認させられる60。

そうなのだ。だって、60歳なのだ。60歳だけど、でも60歳だから起業するのだ!もう誰も雇ってはくれない、今から先身体の成長はない、成長させられるものがあるとすればそれは気持ち、マインドだけだ。そうよ、私には、コーチングのマインドがあるじゃないか。

あと10年早く始めたかったという思いはありますが、それはそれ。商工会議所の起業対象者向け「創業塾」に参加して、お勉強もし、仲間もできました。あとは、頑張るのみ。

以下は、創業塾同窓会8名でのおとぼけ会話です。お楽しみください。写真はハグテール(HUGTERRECAFE)店内です。(ちなみにおとぼけは、年齢問わずと知った)

①「(○○さん)六条(町)に住んでんねんて」「え?ろくじょう?一軒家じゃないの?この間聞いたとき、一軒家に住んでるって言ってたじゃない?」「六条町よ、六畳一間じゃなくて」

②「しにんこうけんにん、て言うのがあるんです」「え?『死人後見人』ですか?」「いやいや『市民後見人』です」

③「この見開きの名刺、とてもきのうてきなんです」「え?昨日出来たの持って来たんですかあ?」「機能的、なんです。」

④「(訪問介護の仕事で)おじいちゃんとろくろの話をするんです、楽しいです。」「ドクロの話ですか?」「いや、釉薬は何がええかな、って陶芸のロクロの話です。」

⑤「営業に行ってお願いして○○プリンスホテルの売店にウチの化粧品を置いていただいたんです。」「何で車屋さんに化粧品置くの?」「車のプリンスじゃないよ、ホテル」

⑥「10年間主婦で主人の2号で過ごしてたんですけどね」「2号って何?(愛人の)2号?」(別の人)「第3号被保険者でしょ、扶養の配偶者は」