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タダで飯を食う芸術運動、タダイズム記 VOL.1

タダイズムは、いとととが提唱した新しい芸術運動で、「他人に奢ってもらう=タダで飯を食べる」という行為そのものを芸術として捉える試み。単にご飯を奢ってもらうだけではなく、その過程ややり取り、そしてその場で生まれる人間関係や文化を含め、すべてが「タダイズム」としての作品となる。

タダイズム

タダで飯を食う芸術運動、タダイズムというものを始めた。

何だこれ?芸術運動か?と思った方はこちらの記事をご覧下さい。

※本記事は「タダイズム記 2023.10.1」の再編集版となっています。


タダイズムの幕開け

タダイズムを提唱して数日後。
私の元に一通のメッセージが届きました。

「今度名古屋に行くかもしれないので、夜ご飯に行きませんか?」

これはタダイズムチャンス!すぐに

「ぜひ行きたいです!!」

と返事をしました。タダ飯の匂いがする...!

タダイズム決行日

タダイズム決行の日がやってきました。
駅で待つこと数十分。

「いた!」

タダイズムを成立させてくれる相手、sakkiさん@sakki_NR)と出会いました。

「これ、お土産です。」

sakkiさんが私に何かを手渡してきました。

551の肉まん!

「!!!!!! ありがとうございます!!!」

なんと、肉まんのお土産をいただいてしまいました。ありがたすぎる...!
帰ったら早速食べなければ。

「じゃあ、行きましょうか」

早速移動。でもご飯屋ではなく、まずは香水ショップへ。
事前に「おばあちゃんの匂いがする香水を紹介してもらう」という約束をしていたからです。

香水ショップにて

香水ショップに到着し、さっそく「おばあちゃんの匂い」を体験してみます。

「確かにおばあちゃんの匂いかも!」

とても良い香りです。ですが、sakkiさんはさらに探求心を燃やします。

sakki「もっとおばあちゃんの匂いがする香水はありませんか?」

店員さんは少し戸惑いつつも、「おばあちゃんの匂い…分かりました。」と真剣に対応してくれました。

そこから、次々と香水の提案が始まります。

  • 店員「これとかどうですか?」

  • sakki「これはお父さんの匂いですね。」

  • 店員「これとかどうですか?」

  • sakki「これはおじいちゃんの匂いですね。」

  • 店員「これとかどうですか?」

  • sakki「これは人ん家の匂いですね。」

  • 店員「これとかどうですか?」

  • sakki「これは座布団の匂いですね。」

私はそのやり取りをただ見守るだけ。
香水の香りを嗅ぎながら、「はぁ〜」とか「ほぉ〜」しか言えなくなっていました。でも、どれも良い香り。大富豪になったら全部買い占めたいと思いました。

タダイズム本番!

香水を一通り楽しんだ後、いよいよタダイズムの本番へ。
選んだのは親子丼のお店。名古屋コーチン鶏だし親子丼を注文!

待っている間はsakkiさんと楽しく会話をしていました。

sakki「4コマのハンドサインを考えた」
4コマのハンドサイン、sakki視点

私の4コマ本も数冊お渡ししましたが、純粋4コマ主義(全ページ4コマ枠だけの本)を間違えて2冊渡してしまったことが発覚!
そのうち1冊は後にsakkiさんが友人に渡し、その友人は半笑いで「えーっ…」と言ったそうです。

親子丼到着!

キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━!!!!!
おいしそうな親子丼が到着!

さっそく、いただきます。
もぐもぐもぐ…お、おいしい!!!

完食!
ごちそうさまでした。とても美味しかったです!
これからタダイズムを実行します!

sakkiさんがしっかりお会計してくれて…

受け取ったレシートにサインをして、タダイズム成立!

その後、コメダ珈琲店へ移動し、楽しい時間を過ごしました。

一緒に恐竜遊び!
私はこういう時間を永遠に楽しめるタイプです。
緑色の恐竜をsakkiさんが気に入ってくれたので、プレゼントすることにしました!

そして、最後に4コマのサイン色紙をお互いに交換。

sakkiさんのサイン
いとととのサイン(イケメン)

どちらのサインも素晴らしい出来栄えで、大満足です!

総評

今回、初めてのタダイズムを実行しましたが、とても楽しかったです。
これは間違いなく「芸術運動」だと言えますね。

sakkiさん、ありがとうございました!

また、いとととはタダイズムを随時募集中です!お気軽にご連絡ください!基本的に愛知にいますので、お近くの方はぜひ。

それでは、またお会いしましょう!

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