DAY273 偏愛と変態性と狂気に満ちた人生を送りたいのだ。

文章力を上げたくて本屋に行った。いつもならネットで探してポチるのだが、今日は本との偶然の出合いを最優先。できることなら今すぐにでも読みたい、という気分だった。

今日買った本。

買ってきたのは2冊。ひとつは「文章力の基本」という、シンプルかつ読みやすい、美しい文章をつくるためのもの。こちらは東大卒の著者さんが書いているだけあって、理論的で読みやすい。さすが第59刷!

案外この表現やらかしてんなー!ということが書いてあり、己の文章を見直すのにとても役立った。さすが、ロングセラーは裏切らない。

ふたつめは「書けないんじゃなくて、考えてないだけ。」これがまた面白い。まだ読み終えてはいないのだが、ひとつめの書籍とは相反する内容なのだ。

読みながら、アドレナリンがダバァ!っと放出される。わたしが求めていたのは、こんなふうにアドレナリンが出ちゃうような、狂気を帯びた文章だった。

美しくありながら、狂気を帯びている。そんな文章を書いていきたい。百恵ちゃんの歌よろしく、自分でポルシェのミラー擦っときながら、バカにしないでよ!とブチ切れる、みたいな狂気。そして笑い。

狂気も笑いも、わたしの中では出してはいけないと思っていた。文章は真面目に、美しく、綺麗かつ正しい表現で。そう書くことが全てだと思っていた。もはや真面目すぎて逆に狂気である。

先日の記事で、文章を書くのはコーヒーを淹れるのと同じことだと書いた。

1冊目の書籍は「コーヒーを美味しく淹れる本」の位置づけで、2冊目は「自分が最高に美味しいた思う唯一無二のコーヒーを淹れる本」にあたるだろう。今のわたしは、唯一無二のコーヒーを淹れるために、基本のコーヒーから学んでみよう!というところ。
我ながら最高の2冊を選んだ。どちらも名著認定!


ときに今日は、やまけんさんと面談の日だった。「天プロ」の事前オリエンを受けて、エントリーさせていただいた。審査を通過すれば、10月からの参加となる。

やまけんさんの伝えている〈アート型ビジネス〉の考え方は、2冊目の書籍に通じるものがあった。テーマは執着や熱狂だ。それはビジネスの核となるもの。仕事やお金に直接結びつかなくても、やり続けたいナニカ。

わたしは偏愛と変態性と狂気に満ちた人生を送りたいのだ。まだその核となる部分が定まっていないが故に、しばしジャーニーをすることになるけれど。
わたしの内側は、既にナニカを知っているのだろう。だからこそ、これほどまでに惹かれるのだ。

好きなものを掘り下げながら、文章力を上げるトレーニングをしていく。綺麗に伝えようとしないでいい、偏愛をダダ漏らすんだ。

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