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ひとりを、ふたりにするということ

向き合い方を、間違えたかもしれない。

「好きだけどこれからも一緒にいたいけど結婚とかの可能性もあるって考えているけれど、付き合って間もないときの頃と比べたらドキドキしなくなりつつある気がしているし、あなたも私に対してそんな感じになりつつあるのを態度や行動で感じていて、それは良く言えば関係性がひとつ上の段階に進んだと捉えられるわけで、決して悪いことじゃないっていうのはわかっている。でも私はいままで、28年間、ドキドキとかワクワクとか駆け引きするとかしないとかそういう次元の恋愛しかしたことがなくてそれしか知らなくてそれが恋愛だと思ってきたしそうではないものは恋愛じゃないとすら思っていた。だから、これからも一緒に、前向きな気持ちであなたと一緒に居続けるためには一体どうすればいいのか、どういう工夫をしたらいいのか、わからない。ちなみに、具体的な点の話をみっつだけすると、まずセックスのときにいつも私からキスしないとなにも始まらない、っていうことが少し、といや実はだいぶ寂しい。あとふたつめは、好きとかかわいいとかそういう言葉とかコミュニケーションは定期的に無いと、私もそういうことが言いたいと思った時に素直に言えなかったりするかもしれない。自分だけ一方的にそうなのかもしれない、あなたはもしかすると惰性で私と一緒にいるのかもしれない、とか、そんなネガティブな気持ちにたまに襲われてしまうことがある。あと最後に、毎週家に行くたびに寝落ちして朝も全然起きないのが寂しい。なんか寂しい。寝落ちした分の時間セックスしたいとかそういうことではない。でもなんか嫌だなって思うし、平日すごく働いていて疲れているから寝落ちしちゃうのもすごくわかるから素直に嫌って言えないのもなんか嫌だ。以上、みっつ。いつも色々な面で良くしてくれていることはすごく理解している。わかっているのに、感謝もすごくしているのに、こんなことを思ってしまって、しかもそれをそのまま直接本人に伝えてしまって、傷つけるようなことを言ってごめん」

と、言った。一緒にお風呂に入りながら面と向かって言った。途中自分でも言っていることがわからなくなったり、なんか悲しくなってしまったりして、涙が出ちゃって恥ずかしい気持ちになりながら(しかも全裸だし)。でも今日を逃すと、今日を超えて言い残したことがちょっとでもあると最悪な気持ちでまたしばらく過ごすことになるなと思ったから、なんかもうすごいカッコ悪かったしまじで言わなくていいこともたくさんあったと思うけど言った。絶対に傷つけちゃったけど言った。ごめん。

生まれて始めての倦怠期。一時的な束の間の心の浮気(みたいなもの)。自分の将来への漠然とした不安。相変わらずの自己肯定感の低さ。彼と自分を比べてしまうことからの謎の嫉妬。私が言った不満、現状をつくった原因の半分くらいは私にある。それもわかっている。だけれど、なんかもう自分の中に留めて1人で考えれば考えるほど、彼と時間を過ごすのが辛くなってきてしまったから言ってしまった。半分でいいから相手のせいにしたかったんだと思う。自分勝手な女でごめん。この先どうなるかわからないけど、でも私は、とりあえず心は少し軽くはなった。

いま、私が思っているモヤモヤが解決したとしたら、どうなるだろう。彼が寝落ちをしない。定期的に好きとか言ってくれる。夜の営みに積極的になる。そして、引き続き仲は良い。

、、、、うーん。できるだろうか。できるかもしれないけれど、なんだかすべてが少しずつ、不自然になる気がする。彼らしさを失うことなく、私も私のままで、私達は一緒にいられるのだろうか。こればかりはわからない。

去り際に言われた。「言ってくれたことはすべて理解したけれど、どうしていけばいいのかわからない」。私だってまだ、よくわからない。わからないことを、わからないなりに向き合って、対処して、試行錯誤して、うまくいったりいかなかったりして、そうやってゆっくり改善していきたいと私は思う。私はそう思う。でも、彼はそうじゃなかったり、そこまで頑張るまでして続けたい関係性じゃないなと思ったら、それまでになっちゃうね。まあ、それもそれで人生か。仕方ないな。

彼は理系だから、エモーショナルで面倒くさい議論を繰り広げまくる私とは違って、すぐに対応策を考えるんだなと思った。なるほどな。私も私なりの対応策を考えてみるとする。

【①彼に対して直近でできること】
・LINEはいつもどおりの感じで行う
・連絡を控えることも、逆に取りすぎることもしない
・適度な距離をとる
・バレンタインは、チョコとちょっとしたお土産と手紙を渡す
・手紙には前向きなことを書く(あくまで前向きな気持ちが大前提であることを伝える)
・彼の部屋などの個室の二人っきりすぎる空間だと時間が流れるように過ぎてしまうし、話の核心になかなか触れないまま気まずい空気になってしまったり(私が)沈黙の時間が怖くなってしまったりする。ので、次回は極力明るい時間に、どこかぼーっと話ができる場所で会って、お泊りはせずに帰る
・お昼集合夜19時くらい解散とか?
・そしてその日は夜に絶対に色んなことを考えてしまうだろうから、ただただ会って楽しい友人との予定を入れる。
・か、もしくはちょっといい宿とか1人で取ってめっちゃゆっくり贅沢に過ごす。か、最悪実家に帰る笑(まーじですぐ帰るよね~~~)


【②(長い目で見たときの)私ができる彼に対する日頃の努力、心遣い、工夫など】
・無理してまで一緒にいない。モヤッとすることがあったら一旦頭を冷やす時間をとる。1人の時間を定期的にちゃんと作る
・毎週絶対お泊りじゃなくてもいい
・丸一日土曜日一緒にいたとしたら、日曜日の午後はできるだけ自分の時間に使う、とかする
・毎週会わなくてもいい。会いたい時に会う
・感謝は伝える
・かっこいいとか好きとかも思った時にちゃんと言う
・ごめんなさいもちゃんと言う
・自分のことを卑下しすぎるような言葉を彼の前で使わない
・伝えたいことは伝えるけど、きちんと伝わるように言葉は慎重に選びながら丁寧に話す
・彼が起きないときや眠ってしまったときの自分一人の時間がきちんと充実した時間にできるようパソコンやiPadや本などを持っていくようにする(っていうか別に一人で近所に出かけたっていいじゃないか)


【③自分のためにすること】
・毎日よく寝てちゃんと食べる
・こん詰めて考えすぎない
・完璧を目指さない
・勝手に相手に期待しない。まずは自分ができることを考える
・身も心もブスになったら本当に最悪な気持ちになる。のであらゆるケアを日頃から楽しむ
・定期的に運動したり新しい場所に行ったり面白いものに触れたり自分の考えを整理する時間をきちんと作る
・忙しいと思ったらなにかを捨てる


こんな感じかなあ。

母に、昨日と今日であったことをさっと話したらあんまり多くは返ってこなかった。けど「とりあえず、人生を楽しみなさい」と言われた。そのとおりだなと思った。心に刺さりすぎて涙が出た。

私はいま、結構幸せよ。幸せなのに、もっと求めてしまう。相手がいることだとすぐに、バツを探して、それをどうにかしようと自分一人で突っ走ってしまう。なにをやっているんだ私は。でも、そういう人間なんだよ私は。

私は、彼の彼女である。と、同時に、私は私である。私は明日からも、私をご機嫌にするために生きる。周りの人を大事にしながらも、感謝をしながらも、一番は私自身のために、時間を過ごす。そういう人間。彼は全然違うけど、それでだめになったらそういうことだ。難しいけど、これが私なんだなとすごく思った。以上です。


0207お昼の追記:
深夜テンションがすこし落ち着いて、いま冷静に思うことは、
なんか色々考えたり堂々巡りをしたりしたけど、難しいこと抜きにしても私はまだまだこの人と一緒にいたいし、一緒にいる時間があったり、この人がどこかで仕事を頑張ったりしていると思うと、私も頑張ろうと思えるな~って思った(思う、ってめっちゃ言ってるな)。
私はまだまだ彼が必要だし、彼の彼女でいたいし、いなくなっちゃうことを考えたり私が違う誰かと付き合う未来とか一瞬でも考えたらスーパー寂しい気持ちになった。。。いつからか、私の生活のごく当たり前の一部になっていたらしい。あ~~~。
そういう大前提のところとか、なんやかんややっぱりすごい好きなことこと、ちゃんと伝えよう。絶対いっぱい傷つけちゃった。私ばっかり泣いたりわめいたりしちゃった。
向き合うことは必要だったと思うけど、ちゃんと微修正というか、もうすこい自分もやさしくなろう。大人になろう。今のままじゃただの子どもだ。次会ったときはもっと可愛く素直になろう(宣言)。

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