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眠れない夜考えてる時計がチクタクーって歌、昔よく聴いてたな

凪のお暇を8巻までガーーッと読んでいたら朝になった。目が冴えてしまったから布団から出て、パソコンの前に向かっている。といっても溜まったメールやLINEの返信を打つわけでも、溜まったタスクを片付ける訳でもなく、note書くくらいしか気持ちが乗らないのだけれど。

漫画、ラジオ、お笑い、ドラマ、映画。さまざまなコンテンツに助けられる日々。そういうものたちのおかげで時間を過ごせている。自分で自分のことを考えたり、自分のこれからのために何かを頑張ったり、何かしなきゃと思って行動したり、就活したり、しなかったり、何かを焦ったり。そういう気持ちに支配されるのが嫌で、ひたすらに色々な物語や番組に没頭している。否、没頭しているフリをしている。

誰かのために何かを頑張ることが、かつての自分は好きだった。もしくは、誰かに認められるとか好かれるとか注目してもらうとか、そういうことをモチベーションに全てを費やすことができた。

だけど、どんどん大人になって、気がついた。どれだけたくさんの人に見栄を張れたところで、すごい!と言われるようなことをしたとしても、それはイコール「幸せ」じゃない。誰かにとっての幸せそうな人、になることが幸せなんかじゃなくて、自分自身が満ち足りること。日々に感謝すること。余裕を持って時間を過ごすこと。豊かになること。そういう当たり前の一つひとつが幸せをつくる。らしい。幸せの定義には一人とか二人とかそういうことは関係なくて、幸せは自分自身でつくれるもの。頑張って手に入れるものじゃないことを知った。

親、親戚、友達、SNSのフォロワー。そういう人たちに対しての自分をどうしても気にしてしまう自分がいた。だけどそういうの一切抜きにして、自分のために生きる、としたら?何をすればいいんだろう。こんなにたくさん時間がある今、私は、自分一人が本当に楽しいと思えることや充実感を感じられる時間を全然過ごすことができないでいる。それはなぜなんだろう。

とりあえず今は、映画『パターソン』を流しながら、いつだったか友達に買ってもらったキャスターの煙草を吸っている。最近気がついたけど、私結構煙草が好きらしい。自分で買うととてつもなく吸ってしまいそうだからなんとか貰い煙草に留めているけど、どんなに重い煙草もかなり美味しく吸えてしまう。完全に父の血。嫌だな。ただ、煙草を吸うと否応無しに、深い呼吸ができるから、そうすると少しだけ気持ちが落ち着く。ホッとする。ちょっとシャイな男の子ほど、女の子とサシで飲むときここぞとばかりに煙草を吸っちゃう気持ちが今なら少しだけわかる気がする。きっと、少しだけ緊張が和らぐんだろうな。違うかな。

お金ないな。来月になれば少しは潤うけど。お金がないからさらに気持ちに余裕がなくなっているんだろうな。こういう時のためにみんな貯金とかしてるんだろうな、、、。ふう。

超最高な好きな人はなんやかんやあと1年くらい現れそうもないし(今はそこに気を取られるのが怖いという気持ちもある)、嫌でも少しずつ自分と向き合っていかないとな。立派な人間を装うのはもう辞めるとして、不要な背伸びは辞めて、でも私らしさは殺さず、どうか伸び伸びできる場所やモノや人や環境を、少しずつ探していこう。まあわからないけれど、好きな駅の近くへ引っ越して、自転車を買って、好きな銭湯に通う生活を始めたら、大体のことは解決するような、そんな気もする。そのためにはやっぱり、転職と貯金と引っ越しなんだろうか。

留学とか結婚とか、そういう大きなことも視野に入れると頭がパンクしそうになって結局フリーズしてしまう。28歳って「なんでもできる」の若さと、将来性をどこまで天秤にかけたらいいのか難しすぎて私には超不向きな年齢だなとまじで思うけど、どうか腐らず、今より少しは前向きな気持ちで2022年を迎えたいなと思う。

・・・・・・その前に、クリスマスか〜。ひぃ、、、

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