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一生推しにはならない先輩



わたしがかけもちで喫茶店と餡子専門店で仕事をするようになって1年が過ぎて。。。


仕事が慣れているのが当然だと思う時期でもある今。


かけもちだからこそ、1年経っても仕事には慣れないというデメリットを知れた。


慣れている喫茶店の仕事は後輩から見れば6年以上いるとベテラン区域に入ってるわたしなので、気持ち的に堂々といれる立場。


慣れてない餡子専門店の仕事は製造メインの初めてのジャンルでもあって、曜日でも内容が違うし、毎日バラバラの内容だったりもする。


シフト制でかけもちをしてるということは、シフトを作成される上で週に1日のときもあったり、2週間に1日だったり、週2日あったり、3日あったりと、ほんとに不定期なシフトの入り方。


出勤の度に初めましての仕事内容ばかりだったり、2ヶ月前にした事のある内容でお久しぶりだったりと、、、経験したことがある人はわかるかと思うのですが、思うように体も頭も動かないのが現状なのです。


それでも、好きで働いていることもあり、自分で選んだものだから、わたしなりに一生懸命に覚えたり、動くことを大切に頑張っているつもりです。



『これ、今からするから用意お願いね!』


と言ってくれる先輩は優しくて、わからなくても聞きやすいです。


『なにしよん?笑』

そう言ってくる先輩は、バカにしたいだけなのかなと思っています。


誰もいないところで、『ちょっとさっきの~した方がいいよ。』

と言ってくれる先輩からは、学ばせてもらえることが沢山あります。


みんながいる前で大きな声で『まだ早いから、さっきの~してから次のして』


という先輩は、(みんなの代わりにわたしが言ってあげてるんだから。)という心の声が聞けそうで。。。


恥な思いの方が大きくて、話す内容が頭に入りません。


言葉遣いも綺麗な人の方が、学びやすいし、そんな先輩になりたいって思う。


ある日部長に『最初は何も気にならなかったけど、○○さんが苦手です。怖いです。』

と相談したことがあった。


部長は『○○さんは、立場上仕事を回さないかんけん、厳しく見えるかもしれんね。でも、その厳しいところをどう受け止めるかで、和果さんが推しにしたい先輩が大事になってくるよ。』


と言ってもらったことがある。


なるほど。。。仕事を回してるは確かだし、リーダーな存在がいるから仕事はまわるもんだ。。。


そう考え直して、冷たくされるのは、わたしが自分の心に壁を作ってるからかと思い、常に笑顔で挨拶は自分から、そしてなるべく自分から先輩に声をかけるようにした。


でも、その日はなんのトゲもなく1日が終わったけど。。。


先輩に慣れたかなーと思いかけた違う日に、やっぱりわたしばかり注意するようになってまた、怖くなってしまった。


よく、指導と勘違いしてるんじゃないかと思う人もいるけれど、、、注意内容が『トイレ掃除は早い』『洗浄場のところを片付けて』など。。。大したことじゃない。


わたしからすれば、トイレ掃除はもっと早く行くスタッフもいるし、お客様がくることを知ったから綺麗にしておこうと思った行動であるし。


洗浄場に、使ってるスタッフがいたから、落ち着いてから洗浄したらいいと思って、それまでに出来ることをしようと思った行動でした。


でも、その説明をしてもきっと言い訳とか理屈だと思われるんだろうと思い『すみません。』しか言えなかった。


我が強いスタッフだし、わたしがここのリーダーよ!っていう感じで自由人だし、部長にとってお気に入りの人だし、マイナスな気持ちにさせられる先輩なので。。。


部長に言われて言葉を思い出しても、わたしはこの先輩を一生推しにはしないと確信した。


なんでも仕事はできるのは認める。

リーダーな存在も仕事を回す上で必要だから大事なのも認める。

でも、自分のお気に入りのスタッフしか優しく出来ないのは理解できない。


言葉遣いも怖くて何も伝わってこない。

『すみません』を後輩に言わせすぎるのはどうかと思う。


仕事は出来ても、人格が出来てない人は、わたしにとって価値のない人なので、推しには一生なりません。


でも、先輩から学んだのは、言葉に責任を持つことと、わかりやすく指導できる存在を目指すことと、自分に優しいなら、他人にももっと優しくいられる人でいたいということ。


歳を重ねたら、無駄な自信だけついてる人がいる。


よく40代からの年齢を相手するのは難しいと聞くが。。。


きっと、無駄な自信をつけた人たちなのだろう思う。


『もぅおばさんやから!』

『あれもこれもできる!あんた出来んのん?若いのに!』

わたしが聞くとちょっとイラッとする言葉です。


若いとかおばさんとか関係ないと思う。


必要なのは、学び。経験。体験。


その3つがあったから、出てくる『おばさんだから』。。。自信をつけてくれたのは、あなたの経験たちでしょ。


その経験を上手に伝えるのが、カッコイイおばさんやと思う。

というか、大人だと思う。


最近よく仕事場で耳にして、イラッとしてしまう未熟なわたしがいる。


そのイラッが顔に出て、楽しくない時間に変わってしまう。


学び。。。


わたしも、学んでるんだから、、、大人になりなさい。


いつか、誰かの推しになりたいわたしでした。


きょうも読んでくださってありがとうございます♡

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