マガジンのカバー画像

タイトル集

123
このタイトル、惹かれます。
運営しているクリエイター

#毎日投稿

挑戦は楽しいということに気が付いた話。

およそ10年前に心身を壊して引きこもる前まで、私は挑戦が嫌いだった。 理由は簡単だ。 失敗すると親に愛されないという思い込みがあり、失敗したくなかったのだ。 だがこの思い込みは無意識が巧妙に隠し、私の求めるものはすべて代替品だというのに気が付けないようにされていた。 だから、表から見える私は俗にいう完璧主義者というヤツだった。 ◇◇◇ 完璧主義者が全然完璧ではないことを知っている人は多いだろう。 私も例に漏れずまったくもって完璧ではなかった。 完璧を目指して頑

クラッカーをいただいた記事の紹介と今日の出来事

こんばんは。 ありがたいことに、2回目のクラッカーをいただきました! 読んでくださっている方、ひとりひとりのおかげです。 ありがとうございます。 クラッカーをいただいたのはこちらの記事です。よければぜひ! ちなみに初めてクラッカーをいただいた記事はこちらです。 △▲△ 夫が見たいアニメがあるとのことで、dアニメストアに入りました。 見たいと思っていたけれど見る機会のなかった作品もたくさんありました。 本や映画だけでなく、きっとアニメからも学べることがあると思

ヒロインになれない私。

まれにドラマが生まれるところに遭遇することがある。 日付が変わった恵比寿の駅前。人目も気にせず泣き叫ぶ女性。その傍らには困り顔と呆れ顔がない混ぜになった男性。 深夜までやっている渋谷の喫茶店。安くとも一杯800円以上の珈琲と吸殻のたまった灰皿。携帯の向こうの人物と淡々と紡がれる会話。 下卑た笑いが響く繁華街。脱げたハイヒールと振り乱れる長い髪。剥がれた爪と取っ組み合いをするきつい香水の女性たち。 彼女たちは紛れもなくヒロインだ。 彼女たちにしてみれば、冗談じゃないと言っ

[ノンフィクション掌編小説]二度寝攻防記

昨日というか、今朝。早朝まで昨晩は起きていた。 記事を仕上げて投稿して、日記を書いて……、寝たのは6時近かったかもしれない。 朝、7時に目覚ましが鳴って起きた。2時間未満の睡眠だけど、ここまではいい。 今日はゴミ出し日だからだ。 起きようとして布団をめくると、刺すような空気の冷たさが優しく体をなでる。一瞬にして体温が奪われてしまった。反射的に布団をかぶって体を縮こませる。 寒い。 寒いときのお布団の魔力は凄まじい。人肌の温もりをもって物理的にも精神的にもすべてを受

今日はチートデイ。引きこもりニートが外に出たら何かが起こると決まっているのか。

チートデイとはcheat day。ズルする日だそうだ。 ダイエットを一切やらない日としてダイエットに取り組む人に使われることが多い。 ダイエットに関わらず、何かの習慣作りに励む人や、何か決めたことを頑張る人はこの日を取り入れると失敗しにくくなる効果がある。 だから、私も取り入れる。 今日は起承転結も考えなければ漢字を開くだとか誤字がないかとか一切気にしないし、料理もしないし、さっさと寝る! んー? なんでこんなになってるかって? いや、なんていうか、ちょっと図書館

頑張りすぎてしまう人へ自室の中心から休養を取ってと言ってみる

昔の私にも言えることだが、多くの人は頑張り過ぎだ。 あなたは意識して休養を取っているだろうか? 暇ができたら何かをやっていないと落ち着かなくて、仕事や勉強などなど必ず何かをやろうとしていないだろうか? 頑張ることは一般的な考えに照らして考えればすばらしいことかもしれないが、私はあまり頑張ることがすばらしいとは思わない。 暇ができたらなら意識して休養を取るべきだ。 ◇◇◇ 以前、こちらの記事でも書いたが頑張ることと努力することは違う。 例えば、地方にある家から東京

自分で自分にスキしよう!

昨日初めてスキが0の記事が生まれた。 私は伝え方が下手で伝わらないことも多々あるかもしれないが、いつも常々自分を肯定しようと考えているし、時には主張もしている。そんな私であってもこの事実は何か自分自身を世界から否定されたかのように感じてしまう。 「スキが0? みんな分かってないね」「読んで貰えただけで嬉しいハズだ」「スキなんて気にしなくてもいい」などと虚勢を張ってみてもスキが0という事実から受ける苦痛を減らせるほどでは無かった。 スキが0になった理由は分かる。いや、分か

【ショートショート】光を育てるお仕事

「あっ」 さっきまで確かに手にしていたと思っていた光は、いつのまにか手からこぼれ落ちてどこにも見当たらなくなっていた。 (あー、またやっちゃった) 私の仕事は真っ暗な闇の中で、生まれてはすぐ消えていく儚い光を拾い集め、大事に大事に育てて大きな光にすることだ。毎日出社しては暗闇に身を投じ、静かに光が生まれるのを待っている。 「あんたまた落としたの?」 離れた場所から先輩の声が静かに聞こえてくる。先輩はとても優しい人で、入社したばかりで仕事がうまくできない私をいつも気に

理想の自分になれない自分をどうしても許せない人へ伝えたいこと

「スキがXXX個行ったら続きを書きます」 こんなことが書いてある記事に出会ってしまった。 普段の記事から精神が安定しているようなイメージを受ける人が書いているなら、「何らかの意図があって調査や実験でもしているのかな」と思うだけだ。 しかし困った。 他の記事を読むと少し精神が不安定な様子が見える人だ。こうなってくると冒頭の一文が悲鳴にしか見えなくなってくる。 スキの数が自分の価値だと勘違いしてしまった人の悲鳴に。 ◇◇◇ 自分で自分を肯定できない苦しさは、人が味わ

新しい「好き」に気が付いたから心の底から叫んでみる

なんてことだろう。長い間、新しい「好き」が見つからなかったのに、まさかこんなモノが好きだったなんて。 今日は白い目で見られるのも覚悟して、同士に届けとこの新しい「好き」を大いに叫んでみようじゃないか。 ◇◇◇ それは今日のnote記事に何を書こうかと思案している最中だった。 ふと耳が痒いなと耳を掃除しだした。その瞬間気付いてしまった。 「あ、私耳かき好きだわ」と。 私の耳垢は日本人に多いと言われる乾性だ。このタイプの耳垢は耳垢が存在せず、耳垢だと思われているのは耳

心を満たす爪の色

おしゃれの中でも、手元のおしゃれは特別に好きだ。 ネイルをした爪自体もマニキュアを塗ることも好きだし、ジュエリーの中でも指輪は特に欠かせない好きなアイテム。 他のどこのパーツとも違うのはいつでも自分の視界に入る部分だということ。 日常的にスマホを触り、パソコンと向き合う。食事をするときも書き物をするときも、"手元"は無意識に必ず自分の視界に入ってくる。同じジュエリーでもピアスやネックレスはそうもいかない。それらは装着してしまえば鏡越しでなければ見ることはできないからだ。

「特別」な人になりたいあなたへ。「普通」の人になりたい私より。

「特別な私」の肩書 声を大にして言おう。「特別」な人になりたい「普通のあなた」に自慢しよう。 アラフォー引きこもりニート。これが私の現在の肩書だ。この肩書から分かるように一般社会からはずれた存在の私は「特別」な人だ。どうだ羨ましいだろう。 こんなことを言うと「普通のあなた」は思うだろう「なんでやねん。今や何十万人も居る引きこもりニートのどこが『特別』やねん。自慢どころか恥ずかしわ!」と。 たしかにそうだ。 ニートとは15歳から34歳までという年齢の規定がある。それを

名前がなくても愛しくてたまらない

真っ白い部屋に包まれながら眠っていた。まだ眠い目を擦りながら、眩しい日差しに刺激されて目を覚ました。隣に視線をやると愛しい人がまだ眠っていた。あることをはじめるために、起こさないようにとベッドから出る。 そう、ピクニックの準備を。こんなにも天気のいい日はピクニックに行きたくなってしまう。断られるかもしれないと少し不安を抱きながらも、お弁当を作りはじめた。 寝室で叫び声が聞こえてきた。びっくりした。効果音をつけるとしたらきっと、ドタドタ、バンッ。走って思ったら勢いよ

旅するように香りを纏おう

気分を変えたいとき、集中力がもたないとき、香りの力を借りることが多い。 出先まではなかなか持ち歩くことはできなくても、家にいれば、いつでも好きなときに好きな香りをプシュッとすることができるし、香害の心配もない。 このところのお気に入りはコレ。 CHANELのPARIS-DEAUVILLE (暑苦しい写真でスミマセン) 柑橘系でとにかく爽やかな香り。夏にぴったり!というか、夏以外の季節だとちょっと物足りなく思えるほどの軽さ。 2年前に発売されたとき、CHANELらしか