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改めて転職してよかったこと

転職を2回しました。非正規や個人事業主も含めると4回……?

コロナ禍からこっち、ハイクラス転職のCMをよく見ますね。

わたしはお給料が上がったわけじゃないんだけど「お給料が上がったわけじゃないとしても、改善してよかったこと」がいくつかあります。

前提として、過重労働で睡眠障害とパニック障害患って躁鬱が悪化し自律神経ボロボロ人間の言い分です。
健康を保てる仕事しよう。

①環境面で改善したこと

  • セクハラがヤバすぎる。人に言えないレベルか、言えても警察沙汰になるかのどちらかしかない。両方遭った

  • 2年ごとに異動した(これはただの不運)

  • メンタル休職で人がいなさすぎて部署の掛け持ちが多い。もしくは配属先が単純に激務

  • 結婚したら職場がだいぶ遠くなった

  • 健康を損なった影響で乗り物に長時間乗れず、有給休暇を使い切る。晩年(?)はイス付きのキャリーカートで休みながら出社していた

  • 要は自分の体力気力に対して、通勤時間が長く労働量が多い。結果として終業後ろくな食事ができず、休日もほぼ寝たきりになる。お風呂に入れないことも多かった

  • 上司と部下が話し合える環境がない

②業務面で改善したこと

  • 個人経営のクライアントに身銭を切らせる仕事を命じられることがたびたびあり、体調を崩すほどのストレスだった

  • 知り得ないことを知っているかのように振る舞わなければいけなかったり、断片的な情報だけで案内しなければならなかった

  • 接客が好きで接客のある仕事を選んだものの、接客以外の要素がキツすぎて心身を病み、接客どころではなくなった

  • みんなめちゃめちゃ肉体労働なのに、涼しい場所で仕事してる事務員がわたし一人だけで、死ぬほど肩身狭かった(盲点)

※これまでの職場であったことのまとめなので、これ全部盛りの会社が世の中にあるわけではない。たぶん……。

どこもまあまあ偏った業種or職種だったので、似たような業務に従事しちまうことは今後ないと思う。求人で察せる。とはいえ転職時、完全に目測を誤ってた問題も多い。

しかし「どこ行ってもわたしは不満を言うんだ」と思わず、自分に合う仕事があるはずだと信じて転職を重ねたのは間違いじゃなかった。

「どこ行ってもあなたはそう」ではない

と本当に思う。
2回目以降の転職を選択肢に入れた時、特に真面目な人は「どこに就職しても自分は不満を持つんじゃないか(周りからもそう言われるんじゃないか)」と考えてしまうと思う。

実際、他人に対するそういう悪口はよく聞く。
でもその悪口言ってる人、たぶん、本人が今の職場に不満があって転職したいけど、できていないんだと思う。もしくは本人が転職に失敗したと思っている。(でも、そういう人は「わたしも失敗したからやめなよ」とは言わない)

転職すれば良い会社や仕事に就ける、わけない。それは当然だけど、それと同じくらい当然に、転職すれば少なくとも目の前の具体的な問題は解決する。

まあ転職を続けたらいつか自分の望む待遇で雇ってくれるところはなくなるかもしれないけど、それで野垂れ死ぬとしても、今いる会社に勤め続けて殺されたり自死を選んだりするよりは……マシじゃない?

つまり、最悪新たな問題が生まれてもいいから、まず目の前の問題がなくなってほしくない?
わたしの行動原理はこれでした。気が短いので……。

最初の会社は待遇は悪くなかったし、次の会社も人間関係は悪くなかった。けど、色々あって勤め続けたらメンタル追い込まれて死ぬか、健康を著しく損なって死ぬかのどちらかになるなと思ったので、辞めることにした。

こんな動機で転職したので、給料は上がってない。というか給料以外の全てを取った。
今の会社は、フルリモートだし、人間関係も悪くないし、休みやすいし、自分の健康を鑑みて人と会うストレスを最小限に抑えられているし、好きなことと得意なことを活かせている。

給料は上がってないけど。
給料は上がってないんだけど。
でも、多少給料のいい仕事をすぐやめる(無理して続けられなくなる)より、ビミョ〜な給料の仕事を長く続けられるほうが、長い目で見て稼げるし健康も保たれる。
仕事だけでなく余暇にも自分の人生をつくることができるし、わたしはいいなと思いました。

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