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Scalebaseは、あらゆる継続収益ビジネスに対応する経営インフラをめざす- シリーズA資金調達を終えて-

アルプ代表の伊藤です。当社は、このたび第三者割当増資にて12.5億円のシリーズA資金調達を行いました。

せっかくの機会ですので、今回の調達の背景やアルプの目指す姿について、書かせてください。

1. Scalebaseがやっていること

アルプは、SaaSやサブスクリプションビジネスの事業者向けに、今まで手作業や自社開発していた契約や請求の管理をSaaSとして提供する「Scalebase」というクラウド販売・請求管理システムを開発しています。

先日、Scalebaseのプロダクトビジョンを「意思決定と実現を繋ぎ、経営をScaleさせる」と定めました。このビジョンの実現へ向けて、プロダクトの進化を早めるとともに、マーケティングや営業、事業開発にもより大胆に取り組むべく、今回の資金調達に至った次第です。
※背景やビジョンに込めた意志など、詳しくはScalebaseプロダクトオーナーの坂口の記事をお読みください✌️

2. Scalebaseのこれから

今回のプレスリリースでも触れていますが、Scaebaseは「あらゆる継続収益ビジネスに対応する経営インフラ」という、より高い山の頂を目指します。

この2年間、あらゆる業種の・大小さまざまな企業が抱える課題と向き合ってきたことで、これまでScaleabaseが磨いてきた事業価値は、サブスクリプション・SaaS以前からある伝統的な継続収益ビジネスにも通用すると確信しています。

これからアルプが取り組んでいくことは大きく3つあります。(より具体の話は面談など個別にお話できる機会にて🙇‍♂️)

①複雑な事業や業務プロセスに対応できるプロダクトへの進化

カバーできるビジネスの範囲を拡げるからには、今以上に多くの業務プロセスに対応可能な機能群を備えなくてはなりません。こと契約・請求に関わる業務においては「使いやすいけど、○○という業務を行える機能がない」という理由で導入見送りになりえるのが業務支援システムの苦しいところです。「汎用性はあるが、個別のニーズにも応えうる、しかも使いやすいプロダクトとは・データモデルとは、どんな姿であるべきなのか?」まだまだ正解は見えないですが、解きがいのある難しい課題と捉えています。

②大規模事業のニーズに応えられる堅牢なサービス基盤の構築

サブスクリプション・SaaSの大手企業群や、幅広い業態・業種の継続収益ビジネス企業からもScalebaseに注目いただいており、この期待へ応えるシステムへの進化も急務です。大規模トランザクションにも耐え、パフォーマンス低下の懸念がないことはもちろん、高いセキュリティレベルが求められます。もとより非常に重要な情報を扱っているサービスなので…システムにおいても我々のビジネスプロセスにおいても、高いモラルをもって、顧客への利便性をリターンしていくことを考えることがより一層求められるものと理解しています。

③業務効率化と収益最大化の次:「経営の進化」という価値提供へのチャレンジ

Scalebaseの使命は、新しい施策の実行や、ビジネスプロセスをよりスムーズにしたいという経営判断を即座に現実化させられるようにすること、そして、経営を進化のスピードを上げていくことです。

経営に対して示唆を与えられるようなサービスの提供を行えることを目標に見据え、2022年内には販売実績や収益性、利用状況、顧客とのコミュニケーション状況などの事業コンディションを可視化し、収益最大化を支援するサービス「Scale Analytics(仮称)」を提供していくべく、仮説検証を進めていきます。

3. アルプの組織と採用 - 「私と付き合ったら絶対楽しいし、楽しくするから付き合って欲しい」 - 

というわけで、これらに取り組んでいく仲間を切実に求めています!
全職種・全領域で絶賛採用中です!

チャレンジの方向性は書いてきた通りなので、ここでは僕が大事にしているスタンスや組織づくりの考え方について紹介させてください↓

「信じて、任せて、フルスイングしてもらうこと」

これがアルプにおける組織の大方針です。

「信じて」は丸投げではなく、どちらかというと「信じたい」「そうあってほしい」「愛したい」が強いのですが、ともかく「人」が成そうとすることに対して組織が共感と最大級の信頼を寄せて、任せるということです。これはアルプがバリューとして掲げている「真摯であること」とリンクしています。
その上で、フルスイングしてもらうこと。
「全力でやる」と言えばカンタンですが、本人の力の限り、思考の限り、真に主体的な意思決定やアクションをするということ、と捉えています。
僕は、フルスイングできた分だけ人は成長していくし、ホームランの成功体験が人生を好転させると信じています。そこに資する機会をどんどん増やしていきたいし、そのために奔走していきます。

その方針ゆえ、CEOは、「Chief Eliminator of Obstacles」であるべきと思っています(参照元: Jeff Shiner at 1Password)。メンバー全員がフルスイングするために足りないものを補ったり、障害を取り除くことこそが自身の責務です。一人ひとりがプロフェッショナルで、どこでも働ける人だからこそ、アルプというチームを選んでもらうからには、その人にとっての機会の最大化を常に考えたいと思っています。

あなたの人生に可能な限り寄り添えるような機会やチャレンジを一緒にできればと切に願っていますし、それで日本に深く根ざすビジネスインフラを一緒に創れたら最高ですよね。ここまで読んでくれてる時点で最高ですが、ご興味を持っていただけたら是非。とりあえず、話すだけでも、職種決まってなくても大丈夫ですので、是非🤝

▼採用情報

なお、全職種はもちろんですが、特に急務の職種はこちらです↓

アカウントマネジメント/カスタマーオンボーディング、カスタマーサクセス

Scalebaseは基幹システムゆえ、導入プロジェクトの設計や支援が極めて重要です。一方で、まだまだ仕組みづくりやナレッジの蓄積には課題があります。SaaSはじめサブスクリプションビジネスのあらゆるノウハウやナレッジを吸収し、顧客の事業支援にもコミットできるのが、Scalebaseのカスタマーサクセスの醍醐味です👍

▼カスタマーオンボーディング
https://herp.careers/v1/alpinc/xIdALkFze6cd
カスタマーサクセスマネージャーhttps://herp.careers/v1/alpinc/HZTJKaiKbRJM

ソフトウェアエンジニア、QAエンジニア

事業の中核がプロダクトであるゆえ、ソフトウェアエンジニアは欠かせません。フロント・バックエンド共に、新規事業/機能含め大きな裁量で取り掛かっていただきたい部分が多々あります(しかありません)。
また、領域としてもプロダクトの品質が事業の成否を大きく左右します。
QA組織の立ち上げ、強化にコミットいただける方、お待ちしております🤲

フロントエンドエンジニア
https://herp.careers/v1/alpinc/4waq6MLEoDOF
バックエンドエンドエンジニア
https://herp.careers/v1/alpinc/nBaxluzP6mg5
QAエンジニア
https://herp.careers/v1/alpinc/1sc--ZTIqN46

「私と付き合ったら絶対楽しいし、楽しくするから付き合って欲しい」

最後に、これはアルプの今現在の採用モットーです。
とある日秋元才加のこの言葉を見つけて、こんな言語化、まさにわいやんと、感動しました!(引用元はこちらの記事
「選んだ道を正解にする」というバリューの元、これからもあなたの機会を最大化するために我々はコミットしていきます。
以下、これを機にさまざまな資料、企画などアップデートしています。
どうぞご参加/お目通しください🙏

▼勉強会(カスタマーサクセス)

▼Meety(裏凸)

▼会社紹介資料


4. 今回の資金調達にあたって

今回、グロービス・キャピタル・パートナーズをリードに、DNX Ventures、GMOVenturePartners、電通ベンチャーズから合計12.5億円の資金調達を実施いたしました。

左から、DNX 倉林さん、アルプ 伊藤、グロービス 高宮さん
左奥から、グロービス 深川さん、アルプ 山下、アルプ 竹尾、電通ベンチャーズ 竹森さん、アルプ 毛利、GMOVP 鵜野さん(なぜこの順番かは…わからない笑)

今回、新たに、グロービス・キャピタル・パートナーズ 高宮さん@s1kun)、GMO VenturePartenrs 村松さん( @jediknights)という経験・実績はもちろんのこと、事業推進においても本当に強力なキャピタリストの方々に入っていただきました。我々の領域・目指す姿に大きく共感し、コミットいただけたことは、素直に嬉しく、心強いです。

既存投資家のDNX Ventures 倉林さん@kurabayashi_vc)、電通ベンチャーズ 竹森さんにも強く支えていただき、継続して今回ご一緒いただけました。圧倒的メンターとして日頃からあらゆる相談にのってもらっています。本当に感謝しかありません。

新規・既存全体非常に心強い面々とともに、より成長角度をあげてブーストしていきます🔥🔥🔥

2022年中に80名の陣容を目指します

どんどん目指す山が大きくなっていき、3年半前の創業時とは、全然違う景色が見えています。
今後も、しっかり真摯にやっていく💪
最後までお読みいただきありがとうございました!
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