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股関節と手の痛み。疲れ果てるまで病院、治療院をまわったけれど。香月りおさん。『痛くて不安で孤独なあなたへ 人生を取り戻す回復への物語』より

今、痛くて不安で孤独な方へ

はじめまして。
『人生を変える幸せの腰痛学校』著者の伊藤かよこです。

2019年より『人生を変える幸せの腰痛学校』の読者さんを対象にしたオンラインコミュニティを運営しています。
今回、コミュニティ有志の方がご自分の痛みの体験談と回復へのきっかけを書いてくださり、それを電子書籍にまとめることができました。

本文の一部をここで紹介します

股関節の痛みが治ったと思ったら、今度は手が痛く、箸をもつのもつらくなったりおさん。
どのような回復への道を歩まれたのでしょうか?

はじまりは、2018年1月。
旅行中に雪道で滑り、脚の付け根が痛くなりました。
良かれと思いストレッチやヨガをすると更に悪化してしまいました。
整骨院を受診したところ股関節を固定して安静にということでした。

しかし、仕事が忙しい時期だったのでそれは無理でした。
だんだん痛みが強くなり、歩くのに杖が必要になりました。
通勤ラッシュを避けるためいつもより1時間半早く家を出て、痛いのを我慢して仕事をしていました。
立っていても座っていても横になっても痛むのです。

それでも整骨院に通い続ければ、そのうちよくなると思っていました。
痛みはピーク時よりはいくらかマシにはなりましたが、なかなか良くなりません。
そこで、整形外科を受診、MRIを取りました。
診断名は股関節唇損傷。
痛みが酷い場合は手術が必要、と言われてショックを受けました。
何とか手術しないでこの痛みを取ってくれるところはないかと、色々な病院、治療院をまわり、疲れ果てました。

気分転換もかねて、伊豆高原のやすらぎの里に旅行に行きました。
そこの先生から『人生を変える幸せの腰痛学校』という本を読んでみたらと勧められます。
わらにもすがりたい気持ちで本を読みました。
そして、本の中にある腰痛学校に行きたくなり、すぐに検索して参加しました。
腰痛学校では、伊藤かよこさんとそこに参加されている方がわたしの話しを真剣に聴いてくれ、アドバイスをしてくれました。
参加することで気持ちが楽になり、何回か参加するうちに痛みも軽くなりました。
その後しばらくは小康状態が続きました。

2020年3月頃、腕の付け根から指先にかけてヒリヒリするようになりました。
しばらく様子を見ていたのですが5月になっても治らないので整形外科を受診しました。

頚椎椎間板ヘルニアよる痺れとの診断を受け、牽引などの治療をしましたがよくなりません。
それから、またしてもドクターショッピングがはじまります。

それぞれの病院では、手根管症候群、胸郭出口症候群、腱鞘炎、線維筋痛症、うつ病などの診断を受けました。
手首を固定したり、薬を飲んだり、整体、鍼灸をしても悪化するばかりです。
だんだん医師の言うことに疑念を抱くようになりました。

痛みの原因は仕事だと思っていました。
だから仕事を辞めたら直ぐに良くなるはず。
それなのに、治るどころか箸を持つのも辛くなる始末です。

夫は単身赴任だったので心細く、感染症予防のために友人とも会えず孤独でした。
生きていることが辛すぎる、そう感じる毎日でした。
誰でもいいので話を聴いてほしくて「いのちの電話」に電話をかけたこともあります。
それでも気持ちは晴れません。この世界にわたしの気持ちを分かってくれる人は一人もいないのだと落胆しました。
(中略)

香月りおさん(仮名)

続きは電子書籍でお読みください。
読み放題無料ですので。

箸を持つのも辛かったのは嘘のように、現在は日常生活に不自由はありません。
仕事も再開しました。
たとえ痛みがあったとしても楽しく過ごせる自信がつきました。
自分の身体を信頼できるようになりました。
私はもう大丈夫です!

生きるのがつらすぎると感じていたりおさん。
今ではお仕事にお出かけにと人生を楽しんでいらっしゃいます。
りおさん、よかったね。わたしもうれしいです。
書いてくださりありがとうございました。


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