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【飲食】インスタグラム運営の落とし穴

こんにちわ。コンサルタントの端くれ イトカンdesign 伊藤竜也です

緊急事態宣言が発令され、飲食店さんは集客を考える余裕もないよ
と思っている方はいると思いますが、フォロワーを増やしとくことは
損ではありません。

今のうちのできることをして
緊急事態宣言が解除になったら、スタートダッシュできるように
準備しておけることを準備しておきましょう!!!

先日、フリーランスに転向したばかりの飲食時代の後輩から相談された内容が割と身の回りの方や飲食店の方へ需要があったみたいなので、書こうと思います

僕個人の経験と実験の中の結果で
コンサルタントとしてお仕事されている方々の揚げ足をとる記事では
ありませんので、ご了承ください

2021年現在で、飲食店を経営されている方や、飲食に勤めている方は必ず通る道だと思うインスタグラムの運用

インスタグラムは店舗で運用するのが基本だと思いますが
そもそも無料のSNSの運用にお金はかけたくないですよね。
ですが、日常の業務に忙殺され気づいたら何日も投稿していない、とか
新しいメニューも開発していないから投稿するとこがない、など

運用することが目的になってしまい
本来の目的の、運用し集客に結びつける。と言う結果から離れている方が多いと思います

僕自身もインスグラム運営代行を仕事としてやっています
僕の場合、確認しておかないと折角お仕事をいただいてるのに
意見の食い違いが発生してしまうことがあるので
最初の段階で必ずお伝えしていることがあります。

単純にフォロワー数を増やすことは簡単ですが
本来の目的は集客でしょうか?それとも常連やファンのお客様への
発信ですか?
これによってやることが変わってくるので
まずは分析しましょう!!

です。

先日相談をされた後輩にはフォロワー数を増やして満足。
と言う仕事をしてほしくなかったので2時間くらい話しました
フリーランスになってから初めての同業後輩へのアドバイスです。笑

折角ご依頼をいただいたお客様へ
『これだけフォロワー数増えました!よかったですね!』と言って
実際の集客には繋がっていない。なんてことも聞くので
というかフォロワー数を増やすことは結局日々の積み重ねであり誰でもできるんですよね。
SNSがいきなりバズることは、ほぼないです
ですが、ねらって出来ることは沢山あります

SNS運用に関しての相談の本質は
依頼していただいたクライアントが、今悩んでいることに対して
中長期的に悩まなくていいように、その件の運用マニュアルを
デザインすることで
目先のフォロワー数を稼ぐだけじゃなく、その先の集客が目的で
その方法を外部に頼まなくても会社内でのマニュアル化をすることができるようになるまで


単純にフォロワー数だけを求めるお客様もいるので
全てのお客様が運用の依頼ではありませんが

僕自身
フォロワー数を増やすことだけを仕事としてはしておらず
インスタグラムに限らず、SNSの写真の撮り方や、本文の作り方など
運用のコーチングをメインにやっている副産物でフォロワーが増えていく。
と言うことであって
フォロワー数増やしませんか?と営業することはありません

僕は料理人をしていた時に同業の人や広告を生業にしている方と
色々な実験を繰り返してきました
写真の撮り方やハッシュタグの分析、投稿する時間の分析など
そんなことを5年も続ければ見えてくるものがあります

インスタグラム集客は年齢層の幅があり
インスタグラム集客に向かない店もある

ってことです。

わかりやすい例で言うと

普段、50代〜60代の方々をメインに集客しているお店では
インスタグラムにお金をかけても、実際の集客にはつながりづらい
と思います

身の回りの50〜60代の方でインスタグラムを運用している方って少数派ではないでしょうか?

40代でもメインで使っている方は比率で言うと少数派で
ビジネスで使っている方はいると思いますが
インスタグラムをお店探しに使う方は少数派です

そうなんです、インスタグラムでの集客のメインは
20〜30代なんですよね

飲食店が求めるユーザーは自分の店を使って欲しい年齢層です
そしてその年齢層と客単価の関係は色々ありますが
やはり年齢が高い方が1食にかける金額は多い傾向にあります
なので、広告媒体で集客をする場合は自店舗の客単価も
踏まえた上で、どの媒体で発信するか?
と言うのが大切になってきます。

何か媒体を使っての集客をする場合は
その媒体の主な購読年齢層を確認しておかないと
販促媒体の購読年齢層と自分の店舗の利用年齢層が
乖離していては、折角の広告効率が悪くなってしまいます。

ここまでお話しすると
フォロワー数を増やせば集客につながる
と、短絡的なものでもなさそうな気がしてきませんか??

では否定的な意見も出し尽くしたので
ここからは、どう集客に繋げるの?実践編です

実例と共に、その方法を紹介します

①料理を撮る場合は『しずる感』を入れる

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→これは言わずもがな広告媒体で料理の写真は当たり前に使っている手法でお肉がジュージュー言っているような写真や、湯気の立つ料理、キンキンに冷えて水滴のついたジョッキに入るビール
とても簡略に言うと、見ただけでうまそう!!となる感じで
料理の写真撮りを経験したことがある人で知らない人はいないと思いますが、インスタグラムも一緒です
取材や広告媒体みたいにカメラマンさんの撮ってくれた写真をイメージして
『しずる感』をしっかりと演出する写真を使いましょう。

来店してくれて食べてくれたら美味しいんだから
写真は気にしないよ。と思っている方はこれからの時代はキツイでしょう
料理の宣材写真はそのまま来店動機に繋がるので
ここを妥協していると、インスタグラムをする価値が下がってしまいます。

②彩度を上げて、見やすくしましょう

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今の携帯電話の写真アプリの機能はとても充実していますので
色味が薄い写真の彩度を上げることは簡単です
上げすぎると気味の悪い写真になってしまうので注意が必要です
料理は絵です。お皿と料理のコントラストが大切です
味がいいから関係ない。は今の時代はちょっとキツイと思います

一昔前は、一つのプレートに3色の色彩が入っていると
綺麗でいい料理。だと言う時代もありましたが
今は単色、多色とさまざまな料理があり
モダンなもの、ミニマルなもの、多種多様です
僕自身も色々な料理を作ってきましたが、色彩と盛り付けの意味を
しっかりを撮り手に伝えて写真を撮ってきました
と言うか自分で撮ってました。

③信用を写真で表現しよう

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飲食店の料理が美味しいのは当たり前ですが
今の時代飲食店は
コミニティと人をも売る時代です
あの人が作った料理だから
あの人が接客してくれるお店だから
今日行ったらあの常連さんと話できるかな??
など、ただ食事をするだけじゃなく、コミニケーションなど
たくさんのインプットやアウトプットの場としての意味合いが強いです

なので、どういうスタッフが働いているのか?とか
お店のキャストも大切な信用を表現するファクターですので
許可が降りるなら、スタッフもインスタグラムに載せていきましょう。

ここまでは普通によくあるコーチングだと思いますが

ここからはちょっと具体的にいきましょう
このnote.を見ていただいた方だけの秘密です

この効果は飲食店だけじゃなく、インフルエンサーの方々も
気にしていることです。

④料理の投稿する時間は10〜11時、16〜17時を目安に
これはランチ前、夕食前に投稿すると、調べられている時間を
目掛けて投稿することで、インスタグラムアプリを起動した時に
フォローされている人であれば、ページの上位に上がってきて
選択の印象を強めに与えることができます
フォローされていない人へもフォローしてくれている人が
見てくれている動線から、見られるPV数も上がります
フォロワーを増やす場合もこの時間に投稿するといいと思います。

⑤人やコミニティメインの投稿をする場合は8〜9時、20〜21時を目安に
これも意味がちゃんとあります。
人やコミニティを投稿する場合は、落ち着いて見て欲しい内容が多いと思います。料理の場合は一目見て食欲をそそる写真を魅せることで来店動機を作ることを目的としていますが
人、コミニティを投稿する場合は、お店の内容など情報発信としての意味合いがあるので、出勤時間や朝の少しの時間や夜ご飯を食べ終わって落ち着いたり寝る前の時間に刺さるように投稿します。

⑥写真の複数ページの投稿はしない
インスタグラムは写真を複数一つの投稿に載せることができますが
写真は一枚でいいと思います
複数の写真を載せた投稿を週1回するより、単独写真を週4回投稿する方が
圧倒的にPV数の差がでます。
そして2枚目以降の写真は殆ど印象に残りません
複数写真の投稿をする場合は、商品が出来上がる過程など
投稿内容の経過を表す場合のみに絞るといいですね
要は忘れられないように定期的に上げることが大切ですが
上げすぎるのも、面倒に思われることもある、ということです。

⑦プロフィールの説明文上3行はお店の営業時間や住所を書く
インスタグラムのプロフィール欄は長い文章だと、
[続きをみる]と言うクリックポイントが表示されていると思います
その続きを見ないと、お店の情報が見れないのは
とても損です。一目見てわかるところに載せておくことで
例えばじっくり見る瞬間じゃなくても
ある程度の情報を、潜在顧客に知らせることができますので
ぜひ、今すぐ書き直しましょう。

本日も長くなりすぎましたが
①〜⑦を実践していただければインスタグラムのフォロワーは少しづつ
増えると思います。

ですが一番大切なのは

定期的に発信し続けること
諦めないこと
選んでくれた客様へ、再来店していただけるよう尽くすこと
です。


他にも沢山小技がありますが
それは本職の方でご教授させていただきたいと思いますのでご勘弁を。笑

こんなに長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

もし飲食店の気になることや
開業する為の準備
多店舗展開する為のマインドなど
コーチングのご依頼は
イトカン_design Instagramページにて
DM受け付けております。

https://www.instagram.com/itokan_design/

ではまた!!

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