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基準点の発表を受けて

8月15日(月)、令和4年度司法書士試験筆記試験(多肢択一式問題)の基準点等について発表がありました。

■午前の部
81点(27問)
■午後の部
75点(25問)

午前の部の基準点突破者数とその割合=3642名・27.75%
午後の部の基準点突破者数とその割合=2876名・22.60%
であり、昨年は、午前が3509名・28.68%、午後が2515名・21.09%だったので、概ね昨年並みの比率となっています。

今回、午前・午後ともに基準点をクリアした皆さんは、10月の合格発表まで結果待ちになります。特に微妙なラインの方は「記述式の採点が気になって落ち着かない」という日が続いてしまうかも知れませんね。しかしあとは10月の結果を待つしかないので、いったん気持ちを引き締めて、少しずつでも毎日勉強を続けていきましょう。

そして、惜しくも基準点に届かなかった皆さん。覚悟はしていたとしても、やはり現実を突きつけられると、辛いと思います。この悔しさを胸に、来年のリベンジに向けて本格的に勉強を再開していきましょう。
本試験後、多くの受験生と学習相談をしましたが、やはり「民法」「不動産登記法」の出来が最大のポイントになっていると感じます。この2科目が安定している人は、基準点を手堅く超えてきます。「何から再開して良いか分からない」という方は、まずこの2科目を重点的に復習していきましょう。
そうはいっても、得手・不得手は人それぞれです。中には「今後の勉強の方針が固まっていない」という方もいらっしゃるかと思います。勉強方法で悩まれている方は、「パーソナルカウンセリング制度」で講師・合格者スタッフに相談をしてみてください。

「今年の結果待ち」という方も、「来年に向けてリベンジ」という方も、司法書士を志す以上は、勉強は続いていきます。私たちも全力でバックアップしていきますので、一緒に頑張っていきましょう。

伊藤塾司法書士試験科講師 北谷 馨


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