『戦術』研究のすすめ
直前期になると、試験というのは試験委員が作成した問題を、ただ解くだけのものと「勘違い」している受験生の方が余りにも多いことが目に付き、毎年のことながら、それが残念でたまらない。
よく考えて頂きたいのは、午前の部の2時間、午後の部の3時間を、どのように使うのかだけでなく、どの問題から問題を解くべきなのか、どのように問題を解くべきなのかについても全く自由であるという点である。これは、試験が「与えられるモノ」なのではなく、自分の解きやすいように「作り替えることができるモノ」である