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<BACK NUMBER>「不安を味方につける秘策!?」+憲法「国会」

みなさん、こんにちは。
行政書士試験科の高木美雪です。

豪雨に熱波に世界中のお天気が心配ですが、いかがお過ごしでしょうか。

この時期、様々な不安をお聴きして、共感して、どうしたものかと一緒に考えこんでいます。
なかでも、「仲間を作りたくて、合格者からノウハウを訊きたくて、SNSで情報収集しているものの、不安と焦りばかりが増幅…どうしたらよいでしょうか。」というお悩み。
見知らぬ人たちの順風満帆そうな受験生活、合格者のストイックな発言、各受験指導校の講座を比較する案内…色々あるそうですね。

ご一緒に考えこんで、自分の経験を思い出して、認知行動療法のコラム等もあさってみて、今だからわかる「不安を味方につける秘策」を1つご紹介。
「伊藤塾の講義を信じて、伊藤塾からの発信を信じて、そして、ご自分を信じてみませんか?」

受験時代の私にも、アナログながら不安はつきまとっていました。
仕事と家事と子育てに追われ、ライブ講義やゼミに参加する時間もとれず、参加できている同期をうらやましく思ったり…。
はたまた、自分とは全く異なる生活環境の合格体験談を読んで「ここまで環境が整っていないとだめなんだ…私じゃあ無理なのかな。」と焦ってみたり。
最後まで、合格講座の講義視聴とAランクの過去問の演習と模試(1回)だけでアップアップでしたから…。

話は戻り、そのSNSのお仲間は、その合格者は、その比較案内は、あなたを応援してくれるものと感じられますか…?
応援してくれるものと感じることができれば、OK!
ちょっとうがった言い方ですが笑、あなたのことは関係なく、キラキラに盛られているだけで水面下はバタ足かもしれない、優越感がぺろっと出ちゃっているのかもしれない、単なる営業トークかもしれない…それぞれウラ事情があるかもしれないと思えてきたら…。
思い切って、ちょっと距離を置いてもよいかもしれませんね。
これは、肌感覚でよいはず。

ご相談対応、経験値に基づいた情報発信、多彩な講座企画、極上テキストと模試の提供、使い心地まで追及したデザイン…伊藤塾は、それぞれに携わるスタッフ全員が、あなたを応援しています。
「受講生の○○さん、お風邪を召されたみたい、お元気になったかしら。」
「受講生の△△さん、その後、制度を活用してくださっているかな。ちょっと気になるから、もう一度ご案内してみましょうか。」
社内では、このような会話が飛び交っています(そんな職場が大好き!)。
あなたを応援しているのは、キャラ濃いめの講師陣だけではありません笑
なので、「伊藤塾の講義を信じて、伊藤塾からの発信を信じて、そして、自分を信じよう!周りはどうであれ、自分は自分!」、そう思っていただけたら、不安を味方につけて、ひと安心なのかなと。
はっ!ゆる~りのはずが、ちょっと熱くなってしまいました~汗

さて、不安を味方につけるチリツモ作戦は、ゆるっといきますよ。
今日のお題は、条文丸ごと。

Q.憲法41条「国会は、国権の最高機関であって、国の○○の立法機関である。」
○○にあてはまるワード、思い浮かびますか?
制限時間は5秒!

…はい、5秒!
正解は…「唯一」!

「唯一」の意味については、大事な2つの原則がありましたよね。
「あれっ!?憲法から遠のいて、すぐに出てこない!」
こんなコラムを書いておきながら、不安にさせてしまいました…汗
大丈夫、みなさん同じ感じです、この時期。憲法は忘却の彼方になりがち笑
なので、ここでさらっとおさらいしちゃいましょう。
そう、1 国会中心立法の原則と、2 国会単独立法の原則です。

1 については、論点がありました。
国会がすべきルール作りを、行政とやらに丸投げしちゃって、ほんとによいの?という、
「委任立法」の問題。
これは、委任のしかたがあまりにもザッパだと憲法41条に反するけれど、“個別・具体的な委任であれば”反しないとされていましたね。

2 については、大事な例外がありました。
地域ごとの事情に疎い国会のセンセイたちだけでは、よりよい地方ルールは作れない。
それじゃあ、その地方の住民のみなさんにも、地方ルール作りに参戦してもらいましょうという、「地方自治特別法制定のための住民投票制度」(憲法95条)。

「テキスト、見返さなくちゃ!」と思えたら、しめたもの。
これでひと安心。大丈夫!
では、また~!