娘、返事だけは100点満点
最近、娘(2歳)のお返事がすばらしい。
お返事だけはすばらしい。
それはそれは、力強く、ハリのある声で、元気のよいお返事である。
例えば。
<お部屋ちらかり時>
私「おかたづけしてくださぁい!」
娘「はぁいっ!!」
結果、しない。
<夕飯時>
娘「バナナがたべたい……」
私「じゃ、この大根食べてからにしよ?」
娘「はぁいっ!!」
結果、食べない。
<就寝前>
娘「このえほんがよみたいの」
私「じゃ、これ読んだらハミガキね?」
娘「はぁいっ!!」
結果、しない。
ほんと、返事だけは100点満点。
そんなかんじで今日の夕飯時。
「こっちでたべたぁい」
お絵かきするときなどに使っている、折り畳み式のテーブルを指して娘が言った。
「えー、床で食べると、トトちゃん歩き回るじゃん」
「やぁだ、こっちでたべたいの」
「じゃ、食べるときは歩き回らないって約束できる?それならいいよ」
「はぁいっ!!」
結果。
—「いただきます」から3分後、まず上半身でウキウキ踊り出した。
なになに、なにが始まるの……。
続いて、その場に立って踊り出した。
はぁ、ほんとにこの子は。
いや、まぁたしかに「歩き回らない」という約束は果たしているけどさ。
なんなの?テレビ観ているときはじっとしているくせに、なぜ今踊り出すの?今じゃないとダメなの?
その後、一口食べるごとに踊り出す。
もはや理解不能。
—15分後、ズボンを脱ぎ出した。
いつも以上の奇行に一瞬驚いたが、どうやら、おかずを落としてほんのちょびーーっとだけ汚れたので着替えたかったらしい。
—20分後、ついに歩き回り出す。
ウキウキダンスは継続しつつ、私の背中にしがみついたりなんだり。
はぁ。やはりこうなる……。
と呆れつつも、実は
いーぞもっとやれ、noteに書くネタが増えるぞ。
と思っている私がいる。
まんまとnoteの術中にはまっているのだ(間違いなくそんな術はかけてないと思うけど)。
けれどもこれは本当に良いコトで。
以前なら「なんなのもう…」となって呆れて終わることも、noteのネタになると考えれば、
「はいはい、今回はどんな変なことをやり始めるんですか?」
と観察する余裕が出てくる。観察すると、おかしくて笑えてくる。
それに、「やだー!!」と全面拒否するよりも「はぁい!!」と肯定的にお返事できるだけ素敵なことじゃね?
なんて、文字に書き起こしながら、前向きな考えになっちゃってたりする。
最近気づいたnoteの恩恵である。
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