パーキンソン病の利用者さんへのリハビリ評価(上司からのアドバイス学びが多い。)
どうも、ひろきです。
先日話したパーキンソン病の利用者さん(以下Aさん)の歩行評価を行ってみました。
歩行評価行うにあたり、自宅では手引き歩行で歩かれていたことからそれを思い出してもらうためにそれをやってみました。
まず、ここで失敗したことが何点かありました。そして、上司からのフィードバックも一緒に記載します。
一つ目、
事前に現在、どれくらい歩けるかを確認させてほしいと説明したが、Aさんは歩けるだろうかと歩行に対し消極的であった。実施後、こんなに歩けなくなっていて悲しいと話されていた。
介入前に、心理面への配慮が足りなかったこと。
上司からは
介入前には事前に、歩けないことを想定した上で評価行っていることを説明する。
絶対に失敗体験をさせないこと。今回は転倒させないことが良かった点だった。
ただ、歩けないことに対し、焦ることはない。
二つ目、
臥床が続き、毎朝立ち上がり練習を行う程度で歩行練習をしばらくやっていなかったことから、
体が歩くことに慣れていなかったこと。
上司からは
それを想定して介入できるとなおいい。歩くことに体が追いついてないので、居室や広いスペースで行うのではなく、平行棒内や狭い部屋など他の刺激が入らないように環境を変えて行うと良かった。
三つ目、
歩行評価実施する前に、長い距離を歩けないことは予測していたが、その予測を上回ってしまったことから
難易度の高い設定で歩行させてしまったこと。
上司からは
難易度の高い設定を最初にしてしまうと、乗り越えるまでに失敗体験をしてしまう可能性があるためそのリスクは避けなければならない。短距離の平行棒内歩行が今回の難易度の設定としては良かったのではないか?
僕の意図としては、家で歩いていた歩容を思い出してほしい意味を込めて手引き歩行を行ったのですが、見誤りました。
ただ、上司は今回行った評価は失敗ではないと言ってくれました。
なぜなら、実際に手引き歩行で数mだけでも歩くことができたという成功体験を積むことができたからと言ってくれました。
今回評価行ってみて、反省もあり今後の展望も見えてきたことも事実です。
全部が全部だめなんてことはなくてその中でも良かったことを評価していくことです。
人間悪いことをしてしまうと、全てが悪いと捉えてしまいがちですが
全然そんなことはなくて、むしろその中に良いことが隠されていたりします。
今回やってみて反省と成功の比率を自分なりに考えてみました。
反省8:成功2でした。
反省10:成功0なんていうのはないはずです。その逆もまた然りです。
少しでも、成功の割合を上げていけるよう日々反省し成功に繋げていきたいと思います。
明日も良い1日になりますように、、、🙏
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