競技の成り立ちと文化:サッカー
「競技の成り立ち」 ということで、その競技がどこの国の発祥なのか、その国の文化、など調べたので、記事にしていきます。
もともとサッカーをしていたこともあって、個人的にやりやすいので、今回はサッカーから始めていきます。
(写真は、ブラインドサッカーのリーグ戦の様子です。)
<サッカーの発祥国>
発祥地は、イギリス。
正式にはアソシエーション・フットボール(association football)
soccerは、associationの短縮系socに接尾辞cerをつけてできたとされる。
(アメリカ、オーストラリアではラグビーフットボール、アメリカンフットボールとの混合を避けるため、サッカーsoccer、を使用する。)
イギリスの発祥ではあるが、
・南米ではアマゾンの熱帯雨林から天然ゴムが採取できた為、早くからボールを蹴る競技が行われていた。
・パタゴニアやアンデスのインディオ文明からは、様々なボール(もしくはそれに類するもの)や、ボールを蹴る競技の証拠が見つかっている(紀元前1500年チリのピリマタム、パタゴニアのチョエカ、紀元前800年メキシコのマヤ文明のポク・タ・ポク)。
など、南米でも、ボールを蹴る競技の証拠が発見されていることから、ブラジルやアルゼンチンを筆頭に南米の国々がサッカーの強豪国として名を連ねているのも理解できる。
サッカーに競技規則が決められ、国際的な試合が世界で初めて行われたのは、1870年3月5日、ロンドンのケニントン・オーヴァルで「非公式」ながら、イングランドとスコットランドの間で行われた。(今が2022年なので、150年の歴史がある)
今では、さまざまな国がFIFAに加盟しており、サッカーもビーチサッカーやソサイチ、フットサルなどあらゆる形で楽しめる。
また、ブラインドサッカーやデフサッカー、CPサッカーなど、パラスポーツとしても盛んに行われている。
<発祥国であるイギリスの文化>
正式には「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland、略してUK)。
イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国から成り立っています。
イギリスは面積24万5000平方キロメートル、人口は推定約6300万人。(日本は、国土総面積は約37万7900平方キロメートル、人口は約1億2700万人と、面積・人口ともに日本の方が広く、多い)
宗教については、
イギリスは移民国家であるので、イスラム教徒やヒンドゥー教徒、仏教徒、そして極少数だがバハイ教徒も生活している。(日本も移民国家ですね。)
キリスト教が過半数を占めていて、25%は無宗教であるとの報告もあります。
その他の宗教も広く歓迎されている多宗教社会です。 人種、国籍、宗教によって人を差別することは、法に反します。 自分の信条が尊重されると同時に、他人の信条を尊重することが求められます。
日本とは少し違いはありますが、多くの宗教を寛容に取り入れている部分は近いところがあるのかもしれません。
<まとめ>
・発祥国はイギリス
・イギリスは、宗教に関して寛容である多宗教社会、日本と近いところもある。
・南米がサッカーの強豪国として言われる理由は、紀元前からボールのようなものを蹴る競技があったとのことで、歴史からも考えられる。
伊藤申泰
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