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人付き合いと感受性¦ゆるログ#9


生きていれば、必ず人と付き合っていかないといけない。

わたしは昔、それはそれは人見知りで不器用で、人付き合いが本当に下手くそだった。
もうすぐ30歳になる現在、とりたてて上手な訳ではないけれど、ある程度人と関わる事が好きになってきた。
歳を重ねて肝が据わってきたというのもあるかもしれないけれど。

たぶん、わたしは感受性が強いほうだ。
高校の卒業式の日、担任の先生に「あなたは良くも悪くも感受性が強すぎるから、良いほうに活かしていってね」と言われたのを今でも覚えている。

感受性が強いが故に、人付き合いで悩みが生じてしまう。
人の気持ちを汲み取りすぎてしまうのだ。

「もしかして怒ってたりする?ご機嫌悪い?話しかけないほうが良さげ?」だとか、「なんかめちゃくちゃ嬉しそう、わたしも嬉しくなってきた」だとか、汲み取った上で、共感したいと思ってしまうのだ。

ただ、これはやりすぎると本当に危険で、ついつい人の気持ちに引っ張られて、自分も同じように喰らってしまう。負の感情は特に。


こんな事を言うと「優しい人なんだね」と思ってくれる人(そう思うあなたが一番優しい)がいるけれど、別にとびきり優しい人間ではないし、自分も気分屋だから、きっと人を振り回している瞬間もあると思う。

人との向き合い方は、いつまで経っても分からないし難しい。
でも、だからこそ人と関わるのが楽しいのかなとも思う。

いま関わりのある人たちは、みんなとてもとても優しい。
その優しさに、わたしの感受性は良いほうに大きく動いている。

「人間関係は鏡」とよく言うけれど、本当にそうだなぁと思う。
自分が心を開けば相手も開いてくれるし。自分が笑えば相手も笑ってくれる。

まだまだ人付き合いは上手くなれないけど、自分の感情も大切にしながら、相手の気持ちも程よく汲み取っていきたいなと思う。
いつだって、誰に対しても、優しく居られたら最高だ。

あともうひとつ、感受性が強くて困るのは、感動しすぎて映画館などで大号泣してしまう事だ。

でも、一緒に泣いてくれる人がいたら、きっと幸せだなぁ。隣で大号泣してても引かない人、ずっとずっと仲良くしておくれ。

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