ITライフコンパスのブログ @ PMP/ITコーディネータ/情報処理安全確保支援士

ITに関する不安や疑問などあれば、お問い合わせページよりお気軽にメッセージを送信ください。 http://www17.plala.or.jp/itlife/

ITライフコンパスのブログ @ PMP/ITコーディネータ/情報処理安全確保支援士

ITに関する不安や疑問などあれば、お問い合わせページよりお気軽にメッセージを送信ください。 http://www17.plala.or.jp/itlife/

最近の記事

  • 固定された記事

PMBOK®ガイド第7版 詳細解説セミナー(会場開催)

PMI日本支部主催でPMBOK®ガイド第7版 詳細解説セミナーを開催します。 オンラインではなく、リアル(会場開催)となります。 タイムテーブルはこんな感じです。 私はこのセミナー全体のPMを担当しており、担当分の講義だけでなくオープニング・エンディング等の司会や振り返りのワークショップ(①~⑥)も担当します。 PMBOK®ガイド第7版 詳細解説セミナーは、既にオンデマンドで配信しています。こちらは、昨年11月に公開開始していますが、累計270名を超える方に受講してい

    • 『スキルを適切に評価する』『人材育成と人材投資』と簡単に言われても・・・

      日経BP谷島さんの記事をきっかけに Gartnerのプレスリリース「2024年に向けて獲得すべきマインドセットを発表」を読みました。 『成功か失敗よりも、経験を積むこと』『「何でも松」から「松竹梅」へ』といったマインドセットが紹介されていてとても興味深かったです。 個人的に一番気になったのは『スキルを適切に評価する』『人材育成と人材投資』です。これらは特に重要な気がするけど、能力を客観的・定量的に評価するのは簡単ではないですよね。 ちなみに、一口に「スキル」と言っていま

      • 日本の未来のために必要なのはアイデンティティの確立?

        前のブログの続きです。(読まれていない方はそちらからお願いします。) というか、前のブログを書いたときはそれで終わりのつもりだったんだけど、改めて読み返してみたら中途半端な形で終わってしまっていたなと感じました。 それは、前回も引用した の部分に対する私の理解(解釈)を示せてなかったということです。 つまり、 アイデンティティは失われているのか? (失われているのなら)なぜアイデンティティが失われてしまったのか? アイデンティティが失われたことが、なぜ愚に繋がる

        • 個性と多様性とアイデンティティと

          最近(でもないですが)よく聞く「個性」や「多様性」というワードについてです。「多様性」は英語で言えば「ダイバーシティ」ですね。 「ダイバーシティ」の意味をネットで調べると とあります。 一方で、「アイデンティティ」という言葉もあります。この言葉もよく聞く言葉ですが、皆さんはこの言葉をどのように捉えれているでしょうか? ネットで調べると とあります。 また、 ともあり、「アイデンティティ=個性」とも捉えられそうです。 「個性」や「多様性」については、社会的に見て

        • 固定された記事

        マガジン

        • 日々のつぶやき
          1本
        • お知らせ
          1本
        • 情報セキュリティ対策のコトハジメ(経営者向け)
          4本
        • 代表者の経歴
          4本

        記事

          注目のスキル・技術も、実はとても儚いものかもしれない

          生成AIの登場によって、世の中が大きく変わってきています。単なる単純作業の置き換えではなく、何らかの判断をさせたり新しいアイデアやコンテンツを生み出したりしています。生成AIで編集された画像を見たことある方も多いかと思います。マーケティングのようなデータ分析にしても、大きく変わってきそうですね。 また、生成AIがクラウド勢力図も変えてきています。 このように、昨日までの常識が明日の非常識になるってことも多々出てくるでしょう。これは何を意味するかというと、今までの仕事のやり

          注目のスキル・技術も、実はとても儚いものかもしれない

          【書籍感想】信頼を考える リヴァイアサンから人工知能まで

          興味深い本を読みました。 (ちょっと難しい本なので斜め読みですが笑) 冒頭にこんなことが書いてあります。 本当にそうだなと思いました。 どういう関係なら信頼している(されている)と言えるのかは明確ではないですし、捉え方は人それぞれですね。 話はちょっと逸れてしまいますが、言葉の定義って本当難しいです。私は事あるたびに「言葉の定義(イメージ)が一致しないのは当たり前。だから対話が必要」という話をしています。言葉のイメージが一致しているのが当たり前と思って話をしてしまうか

          【書籍感想】信頼を考える リヴァイアサンから人工知能まで

          システムのカスタマイズと標準化(パッケージ化)について

          興味深い資料がありましたので、共有します。 「新たな社会経済情勢に即応するための地方財務会計制度に関する研究会」という小難しい名前になっていますが、要は「調達関連手続きの見直し(システム化も含めて)の検討する」ということのようです。 上記リンクの第11回では、調達関連のシステム化に関してベンダーにヒアリングして課題などを整理していくということなのでしょうけど、議事録にある質疑応答のやりとりを読んでいて、個人的にいくつか気になることがありました。 「カスタマイズ」について

          システムのカスタマイズと標準化(パッケージ化)について

          相手の意見と違う意見を言うことと相手の意見を否定することは異なる

          グループディスカッションなどのグランドルールとして 相手の意見を否定するな といったようなものがよく出てきます。 これは参加者全員がが安心して自由に発言できるためのルールです。 いわゆる「心理的安全性」というやつです。 会話を活発にさせるために大事なルールです。 ただ皆さん、このように思うことはありませんか? 「あの人はこう言ってるけど、自分の意見とは違うなぁ。でも、否定するなってルールもあるし・・・」 その結果、相手とは違う自分の意見を封印してしまう。 こうなっ

          相手の意見と違う意見を言うことと相手の意見を否定することは異なる

          何かを決めて前に進んでいくということ

          当たり前の話だけど、人それぞれ考え方も趣向も違う。 例えば何か商品の企画をしていて複数人でアイデアを出せば、それぞれ違う意見が出てくる。どの意見も尤もで納得できるものということもある。でも、そういった場合でもどれかに決めて商品開発を進めていかなければいけない。とても悩ましい場面。 決定する方法は多数決で決めるとか責任者に一任するとか色々方法はあるけど、何らかの方法で決めるしかない。 仮に自分の案(意見)が採用されなかったとしてもそれは仕方ない。これは「いい悪い」とか「勝

          人生の羅針盤となるスキルとは?

          ちょっと大げさなタイトルとなってしまいました💦 (毎回タイトル悩む) 最近のブログは、似たような話が続いてしまっています。 ただ、似たような話ではあるのですが、元の話を自分なりに掘り下げてみていくと自分の中で色々な気づきも出てきていて、それをこうして文章に起こしていくことで更に気が付くことが出てきます。 若干自己満足な部分があるのは認めますが、それでも「なるほど、こんな見方もできるな」と一歩引いた形ででも読んでいただけると幸いです。 さて、例により以下のブログが発端とな

          ナレッジマネジメントの次なる姿

          とある場所で「チャットツールで流れている有用な情報をまとめてナレッジとして使えるようにしたい」といった投稿を見かけました。 確かにそうなんですよね。チャットツールだとどんどん情報が流れていってしまうため、有用な情報が埋もれて探しにくくなってしまいますよね。だから、有用な情報を拾ってひとまとめにしておきたいというのは至極当然のことです。 どうやって情報をまとめるかの方法論については、インターネットを探せばゴロゴロ出てくるかと思います。 どれがよくてどれが悪いという話はここ

          DXに感じていた違和感はこれだった

          皆さまご承知の通り、DXは「デジタル技術を導入して改革を起こしていく」ということで、第三次産業革命に続く第四次産業革命の流れに取り残されないように取り組んでいきましょうという話ですね。 このことに関して異論があるわけではないのですが、「DXをやっていきましょう」という呼びかけに何となく違和感を感じ続けていました。(「DX」というバズワードを使うこと自体にも違和感がありますが。) その違和感が何かが自分の中で少し明確になってきたような気がするのでここに書いてみます。 その

          プロジェクトマネジメントの「超絶なる心得」は?

          日経クロステックの谷島さんの記事がとても興味深かったので、自分の感想を書きます まずは、こちらをお読みください(以降の記述はこの記事を読まれている前提で書いています) 記事中にも「プロジェクトマネジメント(プロジェクトマネージャー)」という言葉が出てきている通り、記事で紹介されている「五輪書」および「超絶なる心得」には「プロジェクトマネジメント」におけるヒントが詰まっていると感じました 大きい所から小さい所を知る「大きなる所よりちいさき所を知り、浅きより深きに至る。」と

          今年の一文字は?(新年の抱負)

          あけましておめでとうございます 遅ればせながら、今年度の自分のテーマを決めました 新年の抱負を漢字1文字で表します 今年度の漢字一文字です 「楽」は、「たのしい」の意味もあるし「らくする」の意味もあります 自分が楽しんだり楽したりっていうこともあるし、周りの方に楽しんでもらったり楽してもらえるようにやっていきたいと思います noteの投稿も楽しめるものにできるよう頑張ります この1文字を選んだ理由理由は2つあります 1つ目の理由(Twitterで目を惹かれた投

          PMBOK®ガイド第7版セミナーについて

          私も講師を担当させていただいた「PMBOK®ガイド第7版セミナー」が、2022年11月8日にオンデマンド配信が開始されています。 12月23日現在で公開から約1ヶ月半が経ちますが、おかげさまで申し込みは好調で約150名の方から申し込みがありました。 PMBOK®ガイド第7版の日本語版が2021年10月に発売開始となっていますが、第7版への関心が高いことがうかがえます。 「PMBOK®セミナー・プログラム」についてセミナーの制作ですが、PMI日本支部の活動の中で行われてい

          日本人は褒めるのが好き?

          先日、とある人が「日本人は褒めるのが好きだなと思った」と言っていたのが、心の片隅に引っかかりました。 それを聞いたときは、「そうかなー、日本人って褒め下手だと思うんだけど」と思いながら、それを声に出すことはしませんでした。 その言葉の意味が気になって色々考えていた時に、ひとつの考えが浮かんで「なるほど、そう見える場面も確かにあるかもしれない」と思いました。 例えば、ワークショップなどを行うと最後に振り返りとして参加者にコメントをもらう時間があります。 こういった振り返り