見出し画像

「五労」身体を弱めてしまう動作

過ぎたるは及ばざるが如し…やりすぎ注意のお話しです😆
五行では、やりすぎると、五臓を弱めてしまう動作があります。

◎歩きすぎ→「木」の行・肝臓が弱ります。
肝臓が弱っているのは、色々なもの取りすぎることが原因(アルコール、脂肪、食べすぎ、薬物など)で、もっと、もっと…と、欲が高じていることや、理想が高すぎることなどの現れでもあります。

◎視すぎ→「火」の行・心臓が弱ります。
人は五感のうち、視覚から87%の情報を得ています。その情報により理性と感情とのバランスに作用します。
心臓に症状が出るときは「心の声を聴け」のサインです。
また血圧が低すぎる、高すぎるというのは、人の活動力の現れで、問題解決に取り組まない傾向がみれます。
一人一台スマホを携えている現代人は、誰もが「視すぎ」とも言えるかもしれません。
時々はスマホを離れて、心の声を聴く時間も大事です。

◎座りすぎ→「土」の行・脾臓、胃(上部消化器)が弱ります。
消化器の役割は、外部から取り込んだ物質を処理することです。取り込む食べ物には、その人の好み、求める感情に影響されます。愛を求める人は、甘いもの。刺激を求めるひとは辛いもの。保守的な人は保存食。塩分、香辛料を避ける人は、新しいものごとを受け止めにくい。などの傾向があります。
デスクワークなどの仕事柄、ずーっと座っていることが多い方は、自分の感情をどう処理しているか、取り組みを避けてる問題は何か、などに目を向けてみると食べ物が変わってきたりします。

◎寝すぎ→「金」の行・肺、大腸が弱ります。
肺は、呼吸の交換する場、ここに症状が出てくる場合は、自ら受け付けない事柄、触れたくない、交わりたくない、与えたくないことは何かが潜在的にあります。
呼気が出せない気管支喘息は「不満が吐き出せない」面があります。
また大腸は、無意識とつながる領域で、便秘は意識されない内容が明るみになる不安、という見方もあります。
寝ることで、自らの不安を見ないようにしているかもしれません。関わりたくないこと、失いたくないもの、与えたくないこと、などあえて確認してみることから第一歩になりそうです。(私は寝すぎなので…😅)

◎立ちすぎ→「水」の行・腎臓が弱ります。
腎臓の他、生殖器もこの行に属します。腎臓、卵巣や睾丸など対の臓器に症状があるときは、パートナーシップ(お仕事の相方も含む)の問題とつながります。パートナとの関係について考えてみたり、話し合ったりが必要かもしれません。

皆さんの五労バランスはいかがですか?
ちょっと立ち止まって見直す参考になれば幸いです✨

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?