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生きづらさを輝きに!NO.3 義父の十七回忌法要でひとつになる。

数日前、私から義母に質問をした。

「じいちゃん、いつ亡くなったか覚えてる?」

「さ〜いつやったかな、もう忘れたばい」

そんな答えだった。

89歳にもなれば、色々なことの記憶が飛ぶみたいだから仕方ないか…
一応、確認したかった。
今日の義父の十七回忌法要の前に。
何となく、義父の奥さんだったんだから、今日の法事、居なくて良いの?
と思ったから…

ある程度の事は嫁である私が、細々した事はほとんど、義父の葬儀関係の時も任せてもらったのだけれど、気持ちに少し引っかかる事は、夫に確認をとって、決断してもらう。

ちなみに昨年5月は、義父の父(夫の祖父)の50
回忌だったが、親戚を少し呼んで執り行った。

今回は、十七回忌だったが、お上人さんと、夫、娘、私の4人だけだった。

今の世の中の流れを考え、今置かれた環境を考えて、家にいる者だけで良いよね、という考え方になった。
お寺でも法要はできる。
ただ、どちらかと言えば、お上人さんに来ていただく方が何となくしっくりくる。

義母は、金曜日から月曜日が、ショートステイなので、そのスタイルを壊すのも考える。
ショートステイに義母が行っている間は私たちにとっても、ある意味貴重な時間なのである。

もし、私が義母にした質問で、何年の何月何日、もしくは何月という言葉が出てきたら、義母も法要のためにショートステイを取りやめようかとも考えたが、違った…

迷った時はこの家の大黒柱に決断させる、夫に聞いてみると、普段通りで良いと言った。

法要にしても、時代の流れというものがあり、時代と共に必ず流れ、変わっていく。

うちに来てくださるお上人さんは、私たち夫婦よりも歳下で、色々話も聞きやすい。

家にお上人さんが来てくださるだけで、法要の準備だけで数日前から、バタバタ、ソワソワ…

お上人さんに持たせるお菓子はどうする?
お布施はこれくらいだよね?
引き出物も何にする?
だいぶ考えてカタログギフトにした。
その決断をしたことに時代だわやっぱ、と思ってしまった。
たくさん考えることがある。

今日は、お経を唱えるのに、いつもの経本では探すのが大変だから、今どこ?
見逃すとなかなか探せない時もある。
折り目は付けてるけど、それでもだいぶ慣れたから、とは思っても、お上人さんがわかりやすいようにと作られた、経本を下さった。
最初から最後まで読み上げれば終わりなので、とてもわかりやすく、助かった。

今日の十七回忌法要は、家族だけで、少人数ではあったが、人数だけの問題ではなく、少ない人数は少ない人数なりの、深みとまとまりのある、一つの部屋で、まとまりと響きというものを感じることができた。

私がまとまりのある響きというものを感じた事は、今回が初めてだった。

そのことを話した時、娘はわかる〜と言っていた。

やっぱり私と娘は感じ方が同じなのかもしれないと思ったのだった。

お上人さんや、お客様を招き入れるという事は、少なからず、綺麗にしようという心が生まれる。

お仏壇や、窓、床、少しづつでも綺麗に磨いたり、整理したり、いらないもの、迷ったものは捨てることを少しづつやっていければと思っている。
心の安定が大事である。



(今日の相田みつをさんの名言)

『いちずに一本道 いちずに一ッ事』

今日も素敵な言葉。


今日も最後までお読みいただき、心よりありがとうございます^ ^



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