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ライブハウスで会おうぜ

4月7日。

こんにちは。
この投稿を開いて頂きありがとうございます。

最近の私の脳内を埋め尽くしているのは、あるバンドのライブの記憶です。
そのライブ会場は、初めての暗闇、狭さ、近さ、そして、大きすぎる音、その全てが初めてで新鮮で隣人の熱が直に伝わってくる、私がずっと、曲の中で聴いていた、"ライブハウス"でした。

ライブに行って、彼らが歌っている曲は、毎日聴いていたはずなのに

いつもと違うアレンジ
楽器を持って歌っている表情

その全てが、歌詞とヘッドフォンを付けて、無我夢中でバイトの仕事を覚えようと必死だった日々と一緒に蘇ってきました。

バンドのライブ自体は、何度か行ったことがあるはずなのに
全てが初めてと感じるくらい
もう、彼らが歌う音楽に必死に手を挙げて、
この景色を目に焼き付けなきゃっていう感情が
頭に追いついかないくらいで、
無我夢中でした

このバンドとの出会いは何年も想い続けた彼を忘れようと必死だったとき。
馬鹿なことをしたくて、自分の存在を誰かに知ってほしくて、ひたすら、音楽を探していたとき。
それは、恋愛ものでもなく、私の心を代弁してくれて、なんなら、馬鹿になることを肯定してくれるそんな音楽でした。
「BGMになるなよ」
というタイトルに出会い、曲を聴き、歌詞を読み、1回聞いただけで心ごと持ってかれました。
BGMになるなよっていう曲名の意味を自分の中で理解できたとき、私がずっと心の中で思っていたことだ。
この言葉だ。
って出会ってしまった、再生ボタンを押してしまったそんな感覚でした。


恋愛曲ばかりに惹かれていた自分が本当にそれらに見向きもしないくらい、彼らの曲ばかりを聴くようになりました。
初めてでした。
"このバンドだ"って思ったのは。
バンドのCDなんて、サブスクがあるから要らないと思ってたのに、アルバムが手元に欲しくなって購入しました。
久しぶりにラジカセを取り出して、朝起きて、バイトから帰ってきて、CDを流して過ごすのが私の毎日になっていました。


そうだよね!?って歌詞に共感して、アルバム買って、毎日聴いて、ライブ行って、生で聴いて、グッズ買ってそこまで一通りしたのにライブが終わった瞬間、また、彼らの音楽を聴きたくなって、ライブに行きたくなって、そこまでになったのは初めてでした。


ギターの、ベースの、ドラムの、彼らの、奏でる音が、声が、届ける言葉が、
今の私の背中を押してくれている。
これからもずっと、ずっとなんてないかもしれないけど、でも、この音楽と彼らに出会えて良かったと、心の底から思います。


私の誰にも知られたくないけど誰かにわかって欲しいそんな音楽です。





明日から新学期。
私のスローガンは
世界に都合のいいBGMにならないこと!!







"スクールカーストの最底辺から青春を歌いに来ました、ハンブレッダーズです"






それではまた。

百。

「百」をサポートしてくださると嬉しいです。私の正直な気持ちと日々の風景を1人でも多くの誰かに届けたいと思っています。