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#223 執着を手放す

 鈴木くんとのことに関しては、これまでずっと自分でも把握しきれない感情の揺れがありましたが『わたしはいずれ彼に自分の恋愛感情を伝えたい。』という欲はずっとありました。(そして、何ならそれによって、向こうからも恋愛感情を伝えられりしたら…と期待したりも😂)

 もちろん、そういう機会がなければ無理に特攻するつもりはなかったですし、それを伝えることで彼を困らせたり、私自身の家族との関係や、友人グループの空気にヒビが入ることは望んでいないので、(なかなか難しい望みではあるだろうなあ。それこそ、自分の中の恋愛感情が消えてから、とか、十年スパン位で決行していく望みかなあ。)なんていう気持ちもありました。けれどやっぱり、これまでは自分の気持ちをちゃんと鈴木くんに伝えたいという望みはどうしても消したくない、という執着があったような気がします。

 そんな中、昨日の朝、ふと目覚めた瞬間に「憧れの鈴木くんとは親友みたいな感じでいられたら(自分は)それでいいのかな。」という発想が浮かびました。その一瞬の閃きの中には『彼と恋愛的な意味で相思相愛になっている』という感覚がなくて、本当に、ただ人対人として、より信頼し合える関係性になれたらいいな、という軽さがあったように感じました。

 そして昨日は午後に休みをもらっていたので、ちょっといい気分を味わうために鈴木くんのことを占ってもらいに行ったのですが、『ちょっとくらいはあなたに恋愛感情ありますよ〜〜。』というのを期待したのに『まあ推しです。友達だよね!!』という結果が出たので、(なあ〜んだ、やっぱり私が盛大に勘違いしてるだけか…!!いいけど……!!それでいいけど…!!)なんて、所詮占いだから100%信じるわけじゃないけど、と思いつつ、ショックを受けたりなどして。

 そういう感情の揺れを経て、今朝「もういい加減、この執着チックになっている楽しさとしんどさに酔うのはやめようかな〜。」という考えが湧いてきました。
 「鈴木くんもわたしのことを好きなのかも??てか、恋愛どうこうでなくても人としては好かれてるよね。」ということを考えているのってやっぱり楽しいんですが、そこにはやっぱり、重たいもの、「鈴木くんだって私を恋愛的に好きでいてほしいよ!!」みたいな感情もどうしても伴うので、苦しさやしんどさ、ままならなさに振り回されてしまう感じはどうしてもあるのですよね。
 ということで、ずっ〜〜とそういう方向に持っていくのを避けていたのですが、今朝から『執着を手放す』ことに関する動画を見始めました。



 
 まあ正直なところ「執着を手放すことで、もっと鈴木くんとの関係がよくなるかも〜〜!!」みたいな欲はまだあるので、あまりその方向性(真に執着を手放す)に進めているのかは謎ですが、これまでとは違った動きが自分の中で出てきているのは確かなので、引き続き、自分の心の揺らぎを見守っていこうと思います。今はまだ気持ちに隙間が出来ると鈴木くんとのことを考えて、苦しくなってしまう時間も多いので、恋愛の悪影響からすこしずつ解放されていったらいいなあ。

2023.05.26 いて(⁠元ていこ)  1,313  文字


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