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AKB48vs坂道vsアイマス 売上No.1女性アイドルグループは?

2018年の女性アイドルグループの売上を比較したnoteです。
国民的女性アイドルグループといえば、秋元康プロデュースのAKB48グループ(AKB48/SKE48/SDN48/NMB48/HKT48/NGT48/STU48etc)または坂道シリーズ(乃木坂46/欅坂46/吉本坂46)と言えるでしょう。
2018年シングルCDランキングでも、TOP10中AKB48グループが4曲坂道シリーズが5曲ランクインしています。

▼2018年シングルCDランキング
1位:Teacher Teacher/AKB48(182万枚)
2位:センチメンタルトレイン/AKB48(145万枚)
3位:シンクロにティ/乃木坂46(131万枚)
4位:ジコチューで行こう!/乃木坂46(132万枚)
5位:NO WAY MAN/AKB48(122万枚)
6位:ジャーバージャ/AKB48(117万枚)
7位:帰り道は遠回りしたくなる/乃木坂46(123万枚)
8位:ガラスを割れ!/欅坂46(103万枚)
9位:アンビバレント/欅坂46(100万枚)

10位:シンデレラガール/King & Prince

※売上枚数は累計のため、順位が前後しております

シングルCDランキングだけ見ると、AKB48グループまたは坂道シリーズが、売上No.1女性アイドルグループで間違いなさそうですが、
もしかすると、AKB48グループや坂道シリーズに匹敵する莫大な売上をあげているアイドルグループが存在します。

それは、
THE IDOLM@STER アイドルマスター(略称アイマス)」です。

THE IDOLM@STER (略称アイマス)とは?

アイマスは、2次元のアイドルです。
2005年7月にアーケードゲームとして登場し、その後、家庭用ゲーム機やガラケー向けのソーシャルゲーム、スマートフォンのアプリゲームとして登場しています。
これまで、登場したアイドルは200名以上となります。

AKB48グループと違い、アイマスの主戦場はゲームのため、普段ゲームをしない人は馴染みがないかもしれません。
ですが、2018年のスマホゲームの売上ランキングを見ると、アイマスは莫大な売上をあげています。

▼アイマスのスマホゲーム売上は年間344億円

現在リリースしているアイマスのスマホゲームと2018年推定売上はこちら。

アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 225億円(年間アプリ売上14位)

アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ 95.2億円(年間アプリ売上31位)

アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!24.5億円(年間アプリ売上99位)

ただしSideMの売上24.5億は、アイマスの男性アイドル版のため、この売上は外さないといけません。

女性グループのみのアイマスのスマホゲーム売上は、320億となります。

もしかしたら、AKB48グループや坂道シリーズの売上を超えているかも?
わくわくしてきました(^^)

(スマホゲーム売上は下記サイトを参照しています)

AKB48 vs 坂道 vs アイマス 売上No.1の女性アイドルグループは?

いよいよ、本題の売上No.1アイドルについて、発表したいのですが、
その前に、売上の算出の前提条件について、説明したいと思います。

▼アイドルグループ売上算出方法の前提条件
AKB48グループ・坂道シリーズの売上算出方法は、2018年にリリースしたシングル・アルバムCDの売上枚数✕CD価格(シングル1500円、アルバム3000円とする)で算出します。

アイマスの売上算出方法は、2018年のスマホゲーム売上(男性版のSideM除く)で算出します。

もちろん、AKB48や坂道シリーズなら、劇場やコンサートでの公演やグッズ販売などの売上もありますし、アイマスでも、スマホゲーム以外の売上もありますが、算出不可ですので、推定売上が算出できるメイン事業(CD売上またはスマホゲーム売上)で比較させてください。

(AKB48グループ・坂道シリーズのCD売上は下記サイトを参照します)

第3位 売上98億円 坂道シリーズ

▼坂道グループ別
乃木坂46:シングル387万枚/アルバム13.5万枚=62億円
欅坂46:シングル202万枚/アルバム19万枚=36億円

吉本坂46:シングル1.5万枚 =0.22億円(切捨)
となりました。

坂道シリーズのメンバーは、乃木坂46が47人、欅坂46が48人、吉本坂46が46人の合計141人となります(2019年2月3日時点)。

第2位 売上141億円 AKB48グループ

▼AKB48グループ別
AKB48:シングル570万枚/アルバム61万枚=104億円
SKE48:シングル109万枚=16.4億円
NMB48:シングル61万枚=9.2億円
HKT48:シングル27万枚=4.1億円
NGT48:シングル34万枚=5.1億円
STU48:シングル18万枚=2.8億円

となりました。

AKB48グループのメンバーは、日本国内だけで394人、日本国内外すべて合わせて656人となります(2019年2月3日時点)。

そして、2018年女性アイドルグループの売上第一位は…

第1位 売上320億円 アイドルマスター

▼売上内訳(SideM除く)
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ 225億円(年間アプリ売上14位)
アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ 95.2億円(年間アプリ売上31位)


まさかの、アイドルマスターが1位でした(パチパチ)。

自分的には予想外な結果で、AKB48グループが1番だと思っていました。
AKB48グループと坂道シリーズを合算しても、239億円なので、アイマスの方が上となります。

アイマス恐ろしい、2次元のアイドル侮れないですね。
アイマスのメンバーを1人も分からないですし、1曲も分かりませんが、今でもこれだけの売上規模なのに、これからフォトリアルな2次元アイドルが誕生したら、2次元アイドルがテレビで活躍する日も来るかも知れません。

ランキングは以上となります。
2次元アイドル市場の大きさが、改めて大きいことが分かりました。

ちなみに、売上には加算しなかったのですが、乃木坂46のスマホゲーム「乃木恋」は40.4億円(2018年アプリランキング64位)、欅坂46のスマホゲーム「欅のキセキ」は22億円(2018年)の売上があります。
AKB48のスマホゲームはそこまでヒットしていないので、スマホゲームの売上を加えると、坂道シリーズがAKB48グループを超えるかもしれません。

上記のスマホゲームの売上を加算したAKB48グループ+坂道シリーズの売上は、301億円となります。
その他、ファンクラブ的な公式モバイルやパチンコなどの売上もかなりあると思いますし、アイマスが一番というより、デジタルコンテンツで捉えれば、どちらの売上が大きいか、正直分からないです。

握手券や投票券つきのCD販売で世間に叩かれやすいAKB48系ですが、坂道も含めると合計798人のアイドルという、アイドル人数だけで大企業並の大所帯ですし、これだけのアイドルを管理するにはスタッフもかなり必要だし、世間が思っているほど儲かっている(利益がある)わけではない気もします。

年頃の女の子を管理するのは、壮絶な大変さはありそうです。
運営スタッフによる運営の暴露本や、管理術のノウハウ本を発売したら、けっこうな部数売れそうな気はしますね(笑)。

AKB48系は音楽を聴くだけなら、youtubeでPVも全部見れるし、スマホゲームのマネタイズと同じ基本無料で、無料で多くの人に知ってもらい、一部の熱狂的なファンから高額課金して貰うビジネスモデルなんでしょうね。

もし機会があれば、2次元アイドルだけの売上ランキングもまとめてみたいですね♪

今後も、ゲームの仕事や個人アプリ開発、WeeklyOchiaiの感想を書いていく予定です。もしよければフォローして頂けると嬉しいです♪サポートも大歓迎です(о´∀`о)