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いっちー
2024年8月3日 04:06
カントは形而上学を認識不可として、人間は知覚できる事物のみ知り得るとした。知覚できる物質を追求することこそ自然科学であり、20世紀になると原子物理学が登場し、唯物論が台頭した。 19世紀末の物理学最大の論客であった原子論者ボルツマンは統計物理学をつくり、ミクロとマクロの橋を架けた。シュレディンガーのように生命現象を統計物理学から説明する者もあらわれた。 自然科学はいまや原子論と原子の振る